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2022/12/12

 週明けの市場は日経平均が反落。終値は前週末比58円安の2万7842円だった。朝方は米株安を受けて160円安と売り込まれるスタートとなったが、売り物はすぐに一巡しその後はじわじわと切り返す動き。先週に日経平均が一時2万7500円を割り込んだところで主だった売り物は出尽くしており、現状は今週の米国物価指標やFOMCの結果を待つ様子見の状態だ。市場は悪材料慣れしている分、この先は悪目買いが有効となるかもしれない。

 前週末の米国市場は11月の卸売物価指数の上昇を受けてダウ平均は3日ぶりに反落した。朝方発表された同指数は事前予想をやや上回る伸び率に。長期金利がじわじわと上げに転じ相場全体を圧迫した。市場はインフレ率のピークアウトを期待していたが、依然として物価高のモメンタムが強く残っていることが確認された。13日発表の消費者物価指数への警戒感も強まっている。もっとも、原油価格や長期金利の水準は相対的に落ち着いており、過度に売る動きは出ていない。

 さて、東京市場は米株安を序盤に織り込んだ後は完全に米国のインフレ、利上げ材料待ちの状態に。米国の11月の消費者物価指数は13日、FOMCの結果発表は14日となっており、その他欧州や英国の金融政策発表もあるため動きが取れないだろう。チャート面では上値25日移動平均線(2万7929円)、下値75日移動平均線(2万7558円)に挟まれて居心地のいい水準にある。