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2023/09/04

 週明けの市場は日経平均が好需給を背景に6日続伸。終値は前日比228円高の3万2939円だった。前週末の米国株が上昇した流れから買い先行の展開。円相場が1ドル=146円台と円安気味で推移していることも後押し材料となった。日経平均はここまで5連騰しており、さらに3万3000円の大台を目前にしていることから買い方がやや慎重になる場面もあったが、中国株が上昇していることに引っ張られ、終盤は一段高となって取引を終えている。

 前週末の米国市場は雇用統計を受けて金融引き締め長期化観測が後退しダウ平均は反発した。8月の雇用統計は失業率が事前予想に反して上昇し、労働需給の緩和から雇用コストインフレが収まるとの見方が広がりダウ平均は一時250ドル高まで買い進まれた。一方、雇用者は若干増えたため長期金利がわずかに上昇。そのため終盤は上値が重くなり伸び悩む格好に。8月のISM製造業景況感指数も事前予想を上回り、景気は良いもののインフレも残る悩ましい状態が続いている。

 さて、東京市場は先週末にトピックスや東証プライム指数や年初来高値を更新したことで吹っ切れた状態にあり、米株高や円安も手伝って一段高を演じている。今晩の米国市場が休場で模様眺め相場になるかと思われたが、外国人買いといった好需給に支えられて日経平均も3万3000円の大台乗せが見えてきている。今週も堅調な相場展開になることが予想される。