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2020/08/04

 4日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比378円高の2万2573円で、先月28日以来、1週間ぶりの水準まで回復してきた。前日の米株高や円安進行を受けて朝から買いが先行。米中の景況感回復や円安で特に自動車株が買われ市場心理に明るさが戻ってきた。日経平均は25日移動平均線(2万2486円)上を回復し、短期的な値幅調整完了の状態となっている。

 昨日の米国市場は主力ハイテク株が買われダウ平均は続伸した。マイクロソフトが中国の動画投稿アプリ(TicTok)の米事業を買収する可能性が伝えられ大幅高へ。株式分割を発表したアップルも個人の人気で買われて上昇。2社でダウ平均を150ドルも押し上げた。また7月のISM製造業景況感指数の改善も好感されて投資家心理が再び上向きへ。ハイテク株の多いナスダック指数は10日ぶりに最高値を更新している。

 さて、東京市場は米国で続くハイテク株人気や1ドル=106円台に入った円安が好感され終日買い進まれる展開に。先週と違って出来高も増加傾向にあるなど相場環境は明るさを取り戻している。日経平均のチャートは元の2万2000円台のボックスレンジに戻り、4−6月決算悪をひとまず織り込み切るような格好となっている。東証1部上場全銘柄で算出する指数トピックスの戻りがまだ物足りないため、上昇トレンドに入ったとは言えない状況だが、円高も含め目先的には最悪の局面を脱したことは間違いなさそうだ。