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2020/04/17

 17日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比607円高の1万9897円で、3月6日以来、6週ぶりの水準まで回復してきた。トランプ大統領が新型肺炎の感染者が少ない地域から経済活動の再開を認める新指針を打ち出し、米景気の悪化が一服するとの見方から買いが広がった。国内の緊急事態宣言の全国拡大はマイナス要因だが、今日に関してはさほど影響しなかったようだ。

 昨日の米国市場は大型ハイテク株への買いが支えとなりダウ平均は小反発した。朝方発表の失業保険の新規申請件数の多さや3月の住宅着工件数の急激な落ち込みを受けダウ平均は一時300ドル近く下げる場面があった。しかし、「巣ごもり消費」が業績拡大につながるとの見方からアマゾン、ネットフリックスなどIT・ハイテク株が買われて指数は持ち直し。ナスダック指数は2%近い上昇となって雰囲気を明るくさせていた。

 さて、東京市場はまたも米国からの材料にサポートされて上値を取る展開。多くは売り方の買い戻しだが、米景気に関する悪い材料が多かったので、ネガティブ一辺倒でなくなったことが支援要因となったようだ。半面、日本政府が16日に緊急事態宣言の対象を全国に広げ、外出自粛による経済活動の一段の停滞が懸念されている。一人10万円の支給は来月以降の見込みで自粛期間には間に合わない。経済効果は乏しく国内発の材料に相場の反応は見られなかった。