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2023/01/30

 週明けの市場は日経平均が続伸。終値は前週末比50円高の2万7433円だった。ハイテク株中心に買われた米国市場の流れに乗って序盤は100円高と心理的な節目2万7500円に迫る展開。買い一巡後はいったんマイナス圏に落ちる場面があったが、日本株の割安感や出遅れ感からくる買いがじわじわと入り、高値圏ながらも安定した基調にあることを感じさせている。中国が日本人向けのビザの発給を再開したこともインバウンド回復期待につながっている様子。

 前週末の米国市場はインフレ関連指標の落ち着きを好感してダウ平均は小幅ながらも6日続伸した。朝方に発表された12月の個人消費支出の物価指数の伸び率鈍化が好感されて買い先行の展開。さらに決算が良かったアメックスなどカード大手やEV大手テスラの株高が全体をけん引し、ダウ平均は一時200ドル高まで上値を伸ばす場面もあった。終盤は短期的な過熱感や週末ということもあって目先筋の手じまいで上げ幅を縮めたが、基調は良好で安定した相場は続きそうである。

 さて、東京市場は日経平均が2万7500円という心理的な上値のカベを前に足踏みを続ける状況ながら、下値の方は着々と切り上げてきており、上抜けの準備が進んでいる様子を窺わせている。日米で長期金利が落ち着いておりインフレがピークアウトする(春の利上げ停止予想)ことを市場は織り込み始めている。2月に向けて日経平均は2万8000円台を目指す流れとなりそうだ。