トップページへ戻る

バックナンバー

2024/04/02

 2日の市場は日経平均が小反発。終値は前日比35円高の3万9838円だった。前日の米ハイテク株上昇や円安気味の動きに支えられて日経平均はプラスのスタート。前日に急落した反動もあって一時は350円高程度の上昇となった。一方、米国で早期利下げ観測が少し弱まっていることが重荷となって上値は4万円を超えると伸び悩む傾向。後場には一時マイナスに入るなど、新年度入りによる法人筋の益出し売りがまだ五月雨的に出ているようだ。

 昨日の米国市場は利下げ観測の後退でダウ平均は3日ぶりに反落した。この日発表された3月のISM製造業景況感指数が事前予想を上回る改善を示したことから、インフレの沈静化の遅れが懸念されて株式は全般的に売られる展開となった。特に景況感の弱かった製造業セクターで強い回復が見られたことは、市場の期待する早期利下げを大きく遅らせることになる。ただ、長期金利上昇にもかかわらずこの日のナスダック指数は小反発しており基調自体は安定しているようである。

 さて、東京市場は期初の機関投資家の益出し売りの乱にあって昨日は出鼻をくじかれたような格好に。本日はさっそく切り返しているがまだ益出し売りは残っているような雰囲気だ。一方、今期も増収増益(最高益更新)が見込まれており、利上げペースも遅いようなので、ファンダメンタルズ的には安定感は十分だろう。基本は押し目買いスタンスが有効のままだ。