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2020/05/21

 21日の市場は日経平均が5日ぶりに反落。終値は前日比42円安の2万552円だった。前日の米国株の上昇を受けて100円を超える上げで始まったが、その後は高値警戒感などから小口の利食い売りに押されじり貧へ。マイナス圏に入った後場は下値の心理的な節目2万500円辺りで下げ止まり、大引けまでそのまま方向感なくもみ合った。2万1000円に向けて買い上がるには材料不足との声が現状では多い。

 昨日の米国市場は経済活動が徐々に再開され米景気が回復に向かうとの期待からダウ平均は反発した。米国の全50州で経済活動の制限が段階的に解除されており、今週末の3連休にはビーチやレストラン、ホテルなどが営業を再開する州もある。米景気の持ち直し期待からダウ平均は一時442ドルも上昇した。ナスダック指数はさらに強い回復を見せ、およそ3カ月ぶりの高値を取って引けている。

 さて、東京市場は日経平均が直近まで4連騰していたこともあって、朝方の買いが一巡した後は戻り売りに押されるさえない展開となった。トランプ大統領が日本時間本日午前にツイッターで中国批判を強めたことで、米中関係悪化を懸念する売りも出たようである。もっとも、国内では経済活動再開の動きが強まっていることと、外部的には原油、為替などの市況回復がそれなりに安心感をもたらしており、まとまった売り物が出る状況ではなくなっている。需給は比較的良好で2万円台で推移する安定相場はしばらく続きそうだ。