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2022/12/21

 21日の市場は日経平均が5日続落。終値は前日比180円安の2万6387円で10月13日以来の安値となった。前日の米国株は反発したものの上値の重さが顕著で支援材料とならず、むしろ昨日の日銀ショックを引きずったままで序盤は一時300円近く下げる展開。売り一巡後は買い戻しで一時プラス圏まで戻す場面があったが、日銀の政策や世界経済に対する不透明感から再びマイナス圏に入っての気迷い商状に。なかなか買いにくさの残る1日となった。

 昨日の米国市場は短期的な下げ過ぎ感からダウ平均は5日ぶりに反発した。前日までの4日間でダウ平均は1350ドルも下げており、新規の悪材料もなかったことからこの日はリバウンド狙いの買いが優勢となった。もっとも、日銀までもが実質利上げに踏み切ったことで米国においても金利上昇圧力が増している。そのため全体的な戻りは鈍く特に金利に弱いハイテク株の上値の重さは顕著だった。ナスダック指数は上がり切れず前日比でほぼ横ばいに。

 さて、東京市場は日経平均が前場に安値をつけた後はもみ合う展開。2013年から続いた日銀の大規模緩和の修正はほとんど想定されておらず、各方面への影響を踏まえ、実質的に織り込むにはそれなりの時間を要することになりそうだ。日経平均は200日移動平均線(2万7247円)を割り込んだが、10月安値(2万5621円)は割り込んでおらず、年初からのボックス圏はまだ維持している。