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2023/03/23

 23日の市場は日経平均が反落。終値は前日比47円安の2万7419円だった。前日の米国株が大きく反落した流れから序盤は300円近く売られたが、米国でハイテク株の下げが限定的だったことなどからすぐに押し目買いが入り相場は下げ渋りへ。円相場が1ドル=130円まで上昇しており一気にプラス圏まで回復するまでには至らなかったが、日経平均が2万7000円台をしっかり守ったことで下値の強さは改めて知ることができた様子。悪材料慣れしている感はある。

 昨日の米国市場は当局の金融引き締め継続を警戒してダウ平均は3日ぶりに反落した。この日の米連邦公開市場委員会で0.25%の利上げを決定。金融システム不安が燻るなかでも従来の利上げ姿勢を維持したため市場に景気懸念が広がった。同時に公表した政策金利見通しから利上げの打ち止めがやや視野に入ってきたものの、この日は利下げ時期までは見えなかったことでひとまず売られる結果となった。一方、長期金利は低下しておりハイテク株の下げはある程度限定されている。

 さて、東京市場は米株安という逆風にも一定の耐性を示す格好となり、日経平均の2万7000円辺りの下値はかなり堅いゾーンとして見ることができるようになった。円高が進まなければもう少し明確に75日移動平均線(2万7224円)や200日移動平均線(2万7363円)を超えていたかもしれない。相場として下値はほぼ見えているので今後はじっくりと押し目買いのポイントを探ることになるだろう。