トップページへ戻る

バックナンバー

2024/04/03

 3日の市場は日経平均が反落。終値は前日比387円安の3万9451円だった。米国の利下げ開始時期が先伸ばしになるとの見方が広がり売り先行のスタート。寄り前の台湾・沖縄の地震報道もあって下げ幅は一時620円まで広がった。売り一巡後は3万9000円台半ばでもみ合う展開。新年度に入って需給面の調整(期初の益出し売り)や米長期金利の上昇もあって買い方に迷いが生じている。イラン絡みで中東の地政学リスクも加わり原油価格が上昇していることも重荷のようだ。

 昨日の米国市場は長期金利の上昇が嫌気されてダウ平均は続落した。前日の3月のISM製造業景況感指数の大幅改善に加え、この日も2月の労働関連指標が景気の底堅さを示したことからインフレ再燃への警戒感が台頭。利下げ時期が大きくずれ込むとの懸念が広がり長期金利が4.4%と昨年11月以来の水準まで上昇してしまった。原油先物も年初来高値を更新し株式市場を圧迫。ハイテク株も売られ米主要3指数は揃って下落してしまった。

 さて、東京市場は前日の米株安やインフレ懸念、そして台湾・沖縄付近を震源とする地震の影響で反落する1日に。台湾には世界最大手TSMCの半導体工場があり供給網への影響を懸念する売りも含まれていたようだ。日経平均は25日移動平均線(3万9774円)という強い下値支持線を下回り一段深い調整へ。ただ、円安気味のトレンドは維持されており大きく崩れる心配はなさそうだ。