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2021/08/20

 20日の市場は日経平均が続落。終値は前日比267円安の2万7013円だった。前日の米国ダウ平均は下げたものの他の主要指数は反発しており日経平均は前日終値近辺でもみ合う始まりとなった。ただ、前日に9月の大幅減産が報じられたトヨタの下げが投資家心理を圧迫。中国上海株や香港株の下落などもあって徐々に下値を広げる展開となってしまった。日経平均は一時昨年12月以来となる2万7000円台割れも。米株先物も不安定で底打ち感はなかなか見えてこない。

 昨日の米国市場は量的緩和縮小が引き続き重荷となってダウ平均は3日続落した。FOMC議事要旨では年内の量的緩和縮小(テーパリング)が意見として大半を占めてたことが分かり買いを入れにくくなっている。米国でも新型コロナの感染拡大が徐々に経済活動を圧迫するのではとの疑念が生じている。この日はS&P500種指数とナスダック指数は小反発したが、それぞれ上値は重くアク抜けにはつながっていない。

 さて、東京市場は本日もコロナ問題を主とした売りに押される軟調な展開に。政府は本日から7府県を緊急事態宣言地域に追加したが、市場は緊急事態宣言慣れしており効果なしという反応だった。新興市場もここにきて調整色を強める流れとなっており如何ともしがたい状況だ。救いは業績面から見た割安感だが、今のところ買い手に余裕がなくなりつつあり正当な評価が下されにくくなっている。