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2023/08/23

 23日の市場は日経平均が3日続伸。終値は前日比153円高の3万2010円で約1週間ぶりに大台を回復した。前日の米株安につられて寄り付きこそ138円安と値を下げたが、米国でハイテク株がしっかりしていたことからすぐに買い戻されてプラス圏へ浮上。時間外取引の米株先物高もあって終盤はじわじわと上げ幅を拡大し、3万2000円の大台に乗せて取引を終えた。全体的に目先の下値到達感があり、小口ながらも押し目買いが入りやすくなっている様子。

 昨日の米国市場は一部地銀の格下げを受けてダウ平均は続落した。この日S&Pグローバルレーティング(格付け会社)が金利上昇による収益力の低下を理由に地銀5行を格下げした。金融機関の経営環境の厳しさが再度意識され金融株中心に売りが広がってしまった。また、大手百貨店の決算悪から小売など消費関連株も下落した。一方、このところダウ平均より下げのきつかったナスダック指数は底堅く推移して続伸へ。米長期金利の上昇にある程度慣れてきた感もある。

 さて、東京市場は米株安にもかかわらず下値に耐性が出てきたようで日経平均は3日続伸へ。ただ、出来高が夏枯れ状態(今月最低)で、3万2000円台には乗せてもその上にある25日移動平均線(3万2359円)までが限界のような状況だ。もっとも、国内の長期金利は0.670%と2014年1月以来の高水準をマークしたが、それでも株高を持続させたことでこちらは織り込み済みの可能性も。