トップページへ戻る

バックナンバー

2020/12/07

 週明けの市場は日経平均が続落。終値は前週末比203円安の2万6547円だった。朝方は米株高を好感して140円高のスタートとなったが、その後は円高進行や中国株安などで勢いが萎み10時以降はマイナス圏へ。国内で新規の買い材料が乏しく目先筋の手じまい売りが徐々に広がって行った。今週末はメジャーSQ算出を控えており先物絡みの買いは慎重な様子。新興市場の値下がりも目立ち全般の水準訂正も一服といったところである。

 前週末の米国市場は早期の経済対策期待でダウ平均は4日続伸。7日ぶりに史上最高値を更新した。朝方発表の11月の雇用統計は事前予想に届かない雇用者の増加減速だったが、かえって早期の経済対策期待が出て相場は上昇。民主党の下院議長が「経済対策で共和党と合意への機運が高まっている」と発言したことも後押しした。この日は原油先物、長期金利も上昇して全体的なリスクオンが加速。S&P500種、ナスダック指数もそろって最高値を更新している。

 さて、東京市場は買い先行の出だしとなったが、日経平均が2万7000円に近づいたところで早々と買い一巡。高値警戒感やアジア株の下げもあって調整の1日となってしまった。日足チャートでは今月に入ってから上値2万7000円手前で伸びが止まるパターンが続いており、現状知られる材料だけでは容易に突破できない、ちょっとした上値のカベとなっているようである。今週は2万6500〜7000円でもみ合う展開となりそうだ。