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2023/02/15

 15日の市場は日経平均が反落。終値は前日比100円安の2万7501円だった。朝方こそは1ドル=133円台に進んだ円安を好感して100円高と好発進したが、米株安や早期利上げ停止観測の後退などで徐々に軟化し、10時半以降はマイナス圏へと落ちてしまった。次期日銀総裁の政策スタンスを見極めたいという雰囲気も残っていて、上値の追いにくさからこの日も日足陰線を引く先詰まりの1日となってしまった。

 昨日の米国市場は消費者物価指数の上昇を嫌気してダウ平均は3日ぶりに反落した。朝方に発表された1月の消費者物価指数は事前予想を超えて前月比で上昇したためFRBによる利上げ継続観測が強まった。長期金利の上昇に伴いダウ平均は一時400ドル安まで売られる場面もあった。一方、前年同月比では昨年6月をピークに低下傾向が続いており徐々に下げ幅を縮める動きへ。ナスダック指数は出遅れ感もあって、最終的には小幅ながらも続伸している。

 さて、東京市場は円安や米ナスダック高で序盤は買われたものの、株価水準が2万7700円台に進むと途端に息切れし、結局この日も日足陰線を描く展開となってしまった。目立った悪材料がなく下値は安定しているものの、連続する上値詰まりの状況は徐々に買い方の回転を鈍らせることになってしまう。ここは明確な押し目が入るまで様子見することも肝要かもしれない。