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2023/03/06

 週明けの市場は日経平均が大幅続伸。終値は前週末比310円高の2万8237円で昨年12月15日以来の終値2万8000円台乗せとなった。前週末の米国株が大きく上げた流れに乗って寄り付きから250円高と大窓を空ける急伸相場を展開。取引時間中も買いが続き中頃には上げ幅が350円を超える場面も。先週金曜日のもち合い上放れの勢いがそのまま続き完全に買い方有利の需給構造へ。目先は11月高値(2万8502円)を目指す動きとなりそうだ。

 前週末の米国市場は長期金利の低下を好感してダウ平均は大幅に3日続伸した。前日に一時4%台と昨年11月以来の高水準を付けた長期金利が3.9%台に低下。市場にあった0.5%の利上げ幅が0.25%に収まるとの観測から上げ過ぎた金利が低下しハイテク株中心に大きく買い進まれた。また、この日発表された2月の製造業景況感指数が景気の強さを示したことで買い安心感が生まれたことも大きいだろう。米国株は完全に底値離脱の動きとなっている。

 さて、東京市場は1カ月近く続いた2万7500円前後のもち合いから見事に上放れ、自動的に次なる上値の節目である2万8500円を窺う展開となっている。トピックスに至っては昨年1月の高値に迫るなどここ1年以上見なかった高値水準に達している。背景には米金利低下もあるが、ここに来てコロナ不況を脱した中国の景気回復も強い味方となっている模様。当面は強い展開が続きそうだ。