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2021/10/11

 週明けの市場は日経平均が大幅に3日続伸。終値は前週末比449円高の2万8498円だった。朝方は前週末の米株安を受けて150円ほど安く始まったが、売り一巡後はすぐに買い戻しが入りプラス圏へ浮上。一時は500円を超える上げ幅まで示現した。円相場が1ドル=112円台半ばまで下げていることや、国内の新型コロナの新規感染者数の減少、そして岸田首相が株価下落の一因だった金融所得課税増税について当面は見送ると発言したことがプラス要因となったようだ。

 前週末の米国市場は軟調だった9月の雇用統計の結果を受けてダウ平均は4日ぶりに小反落した。9月の雇用者増は事前予想の50万人を大幅に下回る19万人にとどまった。失業率が低下したことはやや救いだったが景気回復への懸念が残り全般的に売られてしまった。また、原油先物(WTI)が7年ぶりの高値水準に達したことや長期金利の上昇が続いたことも相場の重荷に。金利に弱いナスダック指数は他の指数よりも下げ幅を広げている。

 さて、東京市場は米株安にもかかわらず日経平均は一段と戻りを試す展開に。ここまで売り込み過ぎていたこともあって売り物はまだ薄い状態だ。4日〜5日に空けた窓上限(2万8343円)を超え、本日は75日移動平均線(2万8545円)まで到達。次なる200日移動平均線(2万8709円)が視野に入ってきた状態だ。円安進行もあって明日も堅調な足取りが予想される。