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2024/01/05

 5日の市場は日経平均が4日ぶりに反発。終値は前日比89円高の3万3377円だった。昨日の米ハイテク株は安かったものの、円相場が1ドル=145円近くまで下がったことが好感されて急速に値を戻す展開。今年は円高が進むとの見方がベースにある中で、本日のように反対の動きになると利益面で安心感が出て来やすい。上場全銘柄で算出されるトピックスやプライム指数は日経平均より戻り歩調を強めており、両指数ともにひと足早く12月の高値を超えている。

 昨日の米国市場は強めの雇用関連指標を好感してダウ平均は小幅ながらも反発した。この日発表された12月のADP全米雇用リポートで雇用者増が事前予想を上回った。現状の高金利下でも経済が安定している状況を好感してダウ平均の上げ幅は一時280ドルに達する場面も。一方、2日に付けた過去最高値(3万7715ドル)を上回ったところから利益確定売りが次第に増え、後半相場は上げ幅を縮めている。長期金利の上昇もあってナスダック指数は5日続落となっている。

 さて、東京市場は正月早々の能登半島大震災というショック材料を乗り越え、日経平均が昨年末終値を一時超える基調の強さを見せている。心理的な節目である3万3500円もザラバで超えて先高観も膨らんでいる。内外の情勢から今年の株高を見込む向きは多く、押し目買い有利の流れから1月相場は3万4000円の大台を目指すこととなるだろう。