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2024/01/11

 11日の市場は日経平均が大幅に4日続伸。終値は前日比608円高の3万5049円で、1990年2月以来となる3万5000円の大台に乗せてきた。33年11カ月ぶりの高値水準となる。前日の米株高、特にハイテク株が買われた流れが日経平均を強く後押ししている。円相場が1ドル=145円台半ばと円安気味であることも安心材料に。4日間で約1800円も上げている過熱感から大台乗せ後は様子見となったが、外国人買い復活の勢いは容易には収まりそうにないだろう。

 昨日の米国市場は根強いインフレ鈍化期待から押し目買いが入りダウ平均は反発した。11日発表予定の12月の消費者物価指数が最近のインフレ減速傾向を反映して低くなるとの期待から買いが広がった。週後半には大手金融機関の10−12月決算発表があり、収益上ブレを見込む向きの買いも入っていた。また、マイクロソフトなどハイテク株への買いも続きナスダック指数は4日続伸。主要3大指数が揃って上げるバランスの良い上げとなっている。

 さて、東京市場は正月早々の能登震災の暗い雰囲気を吹き飛ばすかのように日経平均、トピックスなど主要指数が軒並み昨年来高値を更新する超強気相場となっている。米国が高インフレ時代を景気後退を招くことなく乗り切ったことがやはり大きいだろう。日銀のゼロ金利解除も能登地震でしばらくは見送りとなり、新春相場は文句なしの株高が続きそうである。