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2020/07/17

 17日の市場は日経平均が続落。終値は前日比73円安の2万2696円だった。前日の米株安に加え東京の新型コロナ感染者数が連日で過去最多になったと伝わり、先行き警戒感からリスク回避の売りが広がった。米国でも昨日は新型コロナの感染者数が7万人を超えて過去最多を更新。世界的な感染再拡大が相場の重荷となっている。

 昨日の米国市場は雇用鈍化や米中対立懸念でダウ平均は5日ぶりに反落した。週間の米新規失業保険申請件数が予想ほど減らず、一方で新型コロナの新規感染者数が6万人を超える過去最多の状態にあることなどから様子見気分が強まった。16日の中国上海株が大幅に下落したことも市場心理を冷やしたようだ。ダウ平均は下げ幅を一時280ドルまで広げたが、終盤は押し目買いで下げ渋っている。

 さて、東京市場は朝方こそワクチン開発期待で小口買いが先行したが、週末ということもあって徐々に手じまい売りに押され、中国市場の始まる10時過ぎにはマイナス圏へと落ちてしまった。後場は東京の新型コロナ感染者数最多更新が伝わると売りが膨らみ100円超の下げへ。ただ、東証1部の出来高は10億株を下回るなど売り圧力も弱い状態。日本でも米国でも新型コロナ感染拡大への耐性が備わりつつあるのかもしれない。米国ではJ&Jが9月にもワクチン治験の最終段階に入ると報道されており、この辺りも売りを抑制させる要因となっているのだろう。