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2021/04/05

 週明けの市場は日経平均が3日続伸。終値は前週末比235円高の3万89円で、先月18日以来の3万円台乗せとなった。前週末の米国市場はイースター休暇のため休場だったが、この日に発表された3月の米雇用統計は事前予想を大幅に上回り、景気の先行き見通しが一段と明るくなった。この結果を受けて日経平均は寄り付きから3万円の大台を回復。短期筋の先物買いも入り上げ幅は一時341円高まで広がった。米国では確定申告による税還付から投資資金の流入が見込まれ、今後も株高基調が安定して続くとの見通しだ。一方、物色される銘柄は本日も値がさハイテク株や半導体株などが中心となり、バリュー株は海運、不動産以外はやや控えめな上昇に。ジャスダック、マザーズなど新興市場は小幅高の状態で、個人に人気のあるセクターは新年度に入ってそこまで活気を取り戻せていない。東証1部全体の出来高は新年度に入ってから細っており、3月時ほど実需は回復していない様子がうかがえる。

 個別では前期経常益を2.2倍に上方修正した商船三井が上昇。半導体人気を象徴するようにアドテスト、東エレク、スクリンなどが年初来高値を更新。暗号資産事業に新規参入するメルカリが買いを集めてる。一方、新型コロナ治療薬が治験目標に達しなかった武田薬が下落。みずほ銀のシステムトラブルでシステム構築を請け負った日立が負担要求を受けていることで同社が売られている。