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2004/05/11

◆平均株価は7日ぶりに小反発。米NYダウ工業30種平均が1万ドル割れとなったのを受けて東京市場は、きのうの大幅安したことで国内機関投資家や証券会社の自己売買部門の値ごろ感からの買いが入った。ただ、海外投資家の売りが上値を抑え、戻りの鈍さに改めて売り圧力を気にした相場展開であった。きのう最終大赤字の決算を発表したソフトバンクが一時連日のストップ安に売られ、新興市場も連日の大幅下落とネット経由の個人投資家の苦戦が続く。きのう下げ幅に対するきょうの戻りの鈍さやほかのアジア市場に下げ止まり感が乏しいことから、今夜も米国市場の動向が気になるところ。

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◆デフレ脱却相場を象徴した不動産株が冴えない。海外投資家の売りという。一部生保の住宅ローン金利引き上げ発表があった上、昨春から株価が何倍化かした銘柄が多いセクターだけに中期調整入りしたようだ。■次の相場を牽引するセクターが判明するまで、決算発表をみての短期売買が幅を効かすところか。◎ここから注目は、きのう上場来初めて20万円を割り込んだNTTドコモ(9437)。今期大幅減益予想だが、前提は極めて保守的。今後、相場の流れが変わる時、一気に上昇相場に転じる場合がありそうだ。◎200日線できのう下げ止まった業績好調のサンケン(6707)、中国の医療インフラ整備関連のシスメックス(6869)は押し目買い好機。◎バイオベンチャーのメディビック(2369)は中間赤字決算だったが、一時ストップ高するなどマザーズ市場ではまだ元気派!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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