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2011/12/15

◆睡眠時間を5〜6時間以上に増やしたいのだが、「あれもこれもやり散らかし、そのうえまた別のことに興味を示すのだから、いくら時間があっても足りないのは当然。ひとつ片付けてから、次をやればいいのに」と妻から叱られ放し。「分かった」とは答えるが、なかなか実行できないでいる。ひとつのことに気付くと興味のアンテナがそちらに振り向き、すぐまた、別の方に興味が飛んでいってしまう・・ことから、母が昔、「好きやすの飽きやす」と三日坊主ならず「一日坊主」と言っていたのは当然か。近頃は体内時計が狂ったようで、土日には朝目を覚ました時、きょうも会社に行かないと・・などと思って、出かける仕度を始めることが増えてきた。新聞を見てようやく土日だったと気付く。困ったことだ。妻は、忘れっぽくなっていることは知っているが、このことは、知らない。年をとるとともに睡眠時間が短くなるのは、この先、どのくらい、聖書や本を読み映画を見ることができるのか、と思ってしまうからだが・・。さすがに、睡眠時間4時間程度が続くとからだがきつくなってきた。昔から言われてきたのだが、何事にもメリハリをつけることを覚えなければ、とは思うのだが、なかなか・・。

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◆日経平均は8377円と3日続落し、11月30日以来の「短期相場を占う」25日移動平均線割れに。14日の欧米市場で、複数の悪材料が露出。欧米株が3日続落し、日本株の羅針盤的存在だと当欄でいってきたNYダウが11日ぶりに200日線を割り込んでしまったこともリスクとなった。14日の欧米市場で悪材料とされたのは、(1)イタリア国債の落札利回りが上昇し、資金調達の深刻化が懸念された、(2)スペインの銀行による欧州中央銀行からの借り入れが大幅に増加、(3)バーナンキFRB議長が14日に「欧銀支援計画はない」と発言した。ここまでが欧州債務危機絡み。(4)OPEC(石油輸出機構)が原油生産目標を日量3000万バレルに引上げたことを受け、NY原油先物が大幅下落。(5)NY金先物が大幅に3日続落し、銅先物も3日連続で大幅安と商品市況が悪化、太陽電池大手のファースト・ソーラーが業績予想の減額で大幅に下げたこともあって素材・資源関連が急落。そして、(6)国内では日銀が朝に発表した12月調査の「短観」で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が9月比並びに予想比よりも悪化、先行き見通しも慎重だったことも売りを誘った・・。■しかし、相場は「その日の好悪材料はその日のうちに織り込む」といわれ、翌日は、新たに表面化した材料を織り込む相場が始まるといわれる。と言っても、欧州債務危機のように解決が見えず、世界的に影響が大きな場合は、悪材料が消えるのに時間がかかると同時に投資家も反応が敏感になる、次第にチャートが悪化して売りが売りを呼びやすくなる。年末控えの相場ということもあって上下にブレやすくなっている・・。●マクドナルド(2702)はコーヒー国際価格下落に伴う原材料費減少が収益改善につながると小幅に連日で高値更新。後は、1月発表の12月度既存店売上高が若干減程度から上ならば、2100円台の壁突破が見えてくる。●ファナック(6954)は10月高値を突破できず、日足、週足が悪化、中国経済減速で下押しリスクが高まり、●当欄注目のナブテスコ(6268)も52週線に上値を抑えられ、下値リスクが一段と強まった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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