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2004/08/24

◆三井松島(1518)が東証1部市場の出来高トップ。値上がり率では4位となり、年初来高値を更新した。出来高2位は三菱自動車、3位ダイエー(値上がり率3位)と並べば、株式市場の方向感のなさがうかがえる。◎値上がり率トップは工場用地売却で連結経常利益を大幅増額修正した巴コーポ(1921)。しかし、一過性をどこまで買えるかは疑問、かつて特定筋が手がけた実績があることを思い出したほうがいいかも知れない。参加ではなく見る相場であろう。■TOPIXは小幅ながら6日続伸となったが、値下がり銘柄数が値上がり数を上回っており、平均株価は続伸も25日移動平均線(24日現在1万1030円)、200日線(1万1055円)を前に伸び悩む。市場では目先値動きの軽いものを掘り出して夢を膨らまそうとするが、油断はできず、人気の持続期間も短い。少し引いて眺めるよう。ただ、その銘柄が上昇トレンドにあるのか、短期的なイレギュラーの上昇なのかを見極めた上で市場向かおう。鉄則は、上昇基調にある割安株の押し目を拾うこと。■次の焦点は米大統領選の共和党大会。押されている現職が支持率を一気に巻き返すことができるかが注目点と共和党贔屓の米市場は見つめている。日本では、9月10日に発表予定のGDP2次修正値でどのくらい1次発表を上方修正するかがポイント。

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◆鉄鋼商社出遅れ株は神鋼商事(8075)。きょう1カ月ぶりに日足一目の「雲」上限を上抜き、年初来高値249円突破が期待される。◎石油精製プラントが軸の新興プランテク(6379・A)も同様にきょう「雲」上限を上抜いた。◎出遅れ自動車株マツダ(7261)も350円台は下値不安乏しく拾い場であろう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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