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2004/09/30

◆中間期末のきょう、引け直前に平均株価は上げ幅を大きく縮小させたが、TOPIXとともに10日ぶりに反発に転じた。29日の米国株が原油先物(WTI)価格の10日ぶり反落を受け続伸した上、朝方発表の8月の鉱工業生産指数が予想を下回ったものの3カ月ぶりの上昇となり投資家心理に好影響を与えた模様。あすからの下期入りを前に、自立反騰狙いの買いが広がっていった。平均株価が引け際に上げ幅を急縮小したのは、時価総額の大きなソフトバンク(9984)、日本ハム(2282)、電通(4324)があす10月1日から新規に平均株価の構成銘柄となるため、指数連動型のファンド運用者が新規採用銘柄を買う一方、既存採用銘柄へのインデックス売りを幅広く出したため。

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◆きょうは10何日ぶりという記録が山盛り状態。中でマザーズ指数は8.9%の猛反騰。ジャスダック平均は11日ぶり反発と新興市場にも下げすぎの反動高狙いの資金が流入した。きのうまで落ち込んでいた投資家も「7月から3カ月連続月足陰線を引き泣いてきた。それなりのリバウンド相場があっても不思議ない」とようやく声が出始めた。◎化粧品・雑貨卸のパルタック(8283・ジャス)は子会社予定企業への産業再生機構の支援メリットは大きく、100株売買開始の田中化研(4080・ジャス)とともに反騰相場に期待したい。■ハイテク株では、◎プラズマパネル用ガラスで収益拡大が続く電気硝子(5214)の中期独歩高に期待。◎ノーベル賞発表接近で島津製(7701)に再注目。島津製は2002年社員の田中耕一氏が化学賞を受賞した日から株価・業績は様変わり。株価はあすにも受賞後の最高値を更新する構えにある。長期700円台目標。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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