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2011/11/02

◆お騒がせのギリシャといえば、学生時代に映画研究部に在籍していた筆者は、映画女優のメリナ・メルクーリさんを思い出す。赤狩りでヨーロッパに活動拠点を移し傑作を撮っていた映画監督ジュールズ・ダッシンの「日曜はダメよ」に出演、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。その後監督と結婚した。愉快だったのはイスタンブールにあるトプカプ宮殿博物館に押し入る盗賊団の女主人公を演じて、宝剣奪取劇と逃走劇を面白おかしく繰り広げたこと。大柄でいかにも姉御風で感心したものだが、今も健在だったら、政治家の家系に育ち後に文化大臣を勤めた彼女に、ギリシャ発の欧州債務危機をどう思っているか聞いてみたいものだ。

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◆日経平均は前日比195円安の8640円と大幅に3日続落。朝の寄り付きがこの日の高値で安値引けした(いわゆる「陰の丸坊主」で株価は安くなることが多い)。1日の海外市場では、10月下旬の欧州連合首脳会議でなんとかまとめあげたギリシャ救済への「包括案」について、1週間もたたぬ間に、ギリシャ首相が国民投票を行なうと唐突に発表、世界の株式・金融市場は大混乱となった。投票で敗れれば、ギリシャのデフォルト(債務不履行)は必至となり、欧州債務問題は再燃する。1日にはドイツ・DAX指数が5%下げるなど欧州株が軒並み大幅続落した。米国では米ISM製造業景況指数が予想以上に悪化したことも重なり、NYダウが2日連続で大幅安するなどそろって大幅安した。ただ、アジア市場では、中国の金融緩和との見方が強まり、中国上海総合指数は6週間ぶり高値となり、香港市場は3日ぶりに急反発した。ただ、この流れは東京市場には及ばず売り優勢の流れが続いた。■野田首相は2日にフランス・カンヌに行き、3〜4日に開催されるG20首脳会議に出席。(4日には米10月雇用統計の発表があり)週明け7日には非公式ユーロ財務相会合が予定されている。欧州債務危機に対して「包括案」の中身をまとめ、具体化する作業が急がれる。

◆マクドナルド(2702)は2円高の1088円と小幅ながら3日続伸。5月高値2117円が見えてきたが、世界同時株安の中では踏みとどまっていた内需株が最後に失速することが多い。引き続き油断せず高値トライに期待しよう。●この日、業種別株価指数33業種中で0.1%だが唯一上げたのが繊維製品だが、これは、東レ(3402)が16円(2.9%)高し3日ぶりに急反発したことが主因。引き続き、ボーイング「787」関連で週足三角保ち合いからの上昇相場入りに期待。52週線に支えられ、26週線を突破する日を待ち臨む。●同じく「B787」関連の大阪チタ(5726)も4500円の戻り高値ゾーンを前に、1週間ばかりもみ合っているが、全般破天荒な相場のなかでは、頑強といえる。●コメ兵(2780)は先にも紹介した東証2部銘柄。中古ブランドバッグや宝飾品などを新品とともに直売するが、金価格の上昇が追い風となり月次売上高は40%超の伸びが続いている。知友アナリストは、「金を買い取った時は、リスク回避のため業者間で転売を行い若干業績の上乗せとなるが、それ以上に、金を売った顧客が、バッグや時計などを買うことで、実質売上がかさ上げされていることから、大幅な増額修正となった」という。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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