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2004/10/04

◆日本株も全面高。米JPモルガンのアナリストが「2005年第2四半期の半導体需要改善への期待で半導体装置メーカー株が上昇する可能性がある」と指摘したといい、先週末の米ナスダック総合株価指数は大幅高となった。「2005年の米経済は成長の1年となろう、討論会は両者互角、ブッシュ候補の優位は覆らない」との手前勝手もしくは期待感もあって、NYダウは下げすぎのリバウンドにはいっている。ただし、市場関係者が大統領選でブッシュ優位と信じているほどケリー候補との優劣はついていないし、「未曾有の国内貯蓄不足を反映し、米国は経済成長の資金を海外貯蓄の取り込みと対外収支赤字に頼り、純対外債務は本年末までにGDP比28%に到達する可能性が高く、08年末には40〜50%に増加」(モルガン・スタンレー証券9月29日付けレポートから)するとの先行き暗雲をはらむ経済だが、足元については8日の景気と大統領選を占う雇用統計の発表、および2回目の大統領候補の討論会で見えてくるかもしれない。ただ、どちらが大統領となっても、われわれ日本国民にとって種々難しい状況を迎えることとなりそうだが・・。

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◆まあ、日米ともハイテク株は年初期待を早々に裏切り、多くが下げ続けた。一番売られた株からリバウンドし、いったん全面高に転じるのは定番コース。◎日電気硝子(5214)は独歩高開始見込む年初来高値更新まであと一歩。◎穴株なら右肩上がり続く北陸電工(6989)。■資源・エネルギー関連低位株では来週、信用高値期日到来の岩谷産業(8088)は期日明け以降を見込み強気。◎年初来高値更新の新興プラン(6379)は先行き居処が違うと見て引き続き追撃買い。■超目先売買なら急動意の協同飼(2052)!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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