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2013/06/19

◆あす20日の東京・渋谷の天気はどうか?前号で記したように、日マクドナルド(2702)が渋谷で、久々の大型商品のキャンペーンを展開するからだ。なかには、大雨となって店頭の行列が短くなり、短い時間でキャンペーン商品をゲットできると思っている若者がいそうだが・・。やはり、晴れたほうが良いに決まっている。さて、どうか?いずれにしても、その場所に行くのにワクワク感があり、手にして、口にして、強い驚き感を誘う「商品」を提供できるかどうか?が注目点だ。08年秋には筆者も驚き感があった。既存店売上高が連続減収から抜け出せないでいるのでは、やはり、その会社に対する魅力感が乏しく、投資へのワクワク感が乏しいままだ。今回の同社の動きが、新たな挑戦へのスタートならば、投資判断を「GO」(買い)に上げたい。6月第1週の長大週足陰線でも中期相場を示唆する26週線を割り込んだものの、翌週には上方かい離に復帰したのも、テクニカル面での買いを示唆する。■この日、日経平均株価は前日比237円高の1万3245円と反発。18日の欧州主要株式市場は4日続伸し、FOMC(米連邦公開市場委員会)の発表を翌日に控えた米国市場は、消費関連、住宅、建設許可関連など各経済指標ともインフレ懸念後退を示唆した数値となったことから、NYダウなど株式指標がそろって続伸。円は対ドルで続落し、対ユーロでは大幅続落した。そして、東京外為市場でも円は続落発進し、買いが先行。TOPIX業種別株価指数では、全33業種中32業種が上げ、下げたのは金・銅など商品市況安が響いた鉱業1業種にとどまった。値上がり率2位となったのは海運株。18日にバルチック海運指数が9連騰したことが買いを誘ったもので、海運は4連騰、3位は資源関連セクターである卸売で急反発した。NY原油先物がシリア情勢悪化に伴う周辺諸国の政治情勢懸念から1バレル=100ドル台目前と約9カ月ぶり高値となったことが材料視されたもの。

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◆波乱があったのは電力株。値動きの荒っぽさから個人投資家をはじめ短期資金が流入してきた東電(9501)だが、きょうは、「福島第1原発観測孔で放射性物質」検出と発表したことが思惑買いの投資家の売りを誘ったもの。株式投資はある意味「祭り」であるが、雰囲気に酔っ払ってしまっては、「得ることは少なく、失うことが多い」ことはいつの時代も同じ。■当欄は現在、基本を「ウォッチング」とする投資姿勢を継続中であり、新たな、ワクワク感のあふれた銘柄を模索中。5月高値から一気に大幅下落した当欄注目株のプリマハム(2281)は長期銘柄でありこれも訓練と捉えている。とはいえ、ピラミッドを描いてしまったチャートはいかにも厳しい・・。上値には厚い戻り待ち層が控えていそうだ。幸い、業績は、控え目な会社予想を上回る結果を出す可能性が高いとの見方を代えておらず、52週線へのプラスかい離を保持している限り、時間による需給調節を待てば復活する地力があるとの考えは変えていない。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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