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2010/07/05

◆きょうは、6月にフィアンセと来日したが、旅程半ばで父親の急死・昇天で帰国せざるを得なかった妻の姪っ子の誕生日だ。姪っ子からは結婚式の時には筆者が父親代わりにバージンロードを歩くように頼まれている。170センチ近い姪とでは凸凹コンビになってしまうと逃げているのだが・・。フィアンセは180センチ弱、なぜあんなに韓国の若者は背が高いのかと不思議がりつつ筆者は見上げる姿勢になってしまう。まあ、小さい時から夫婦で自分達の子供変わりに可愛がってきた姪の頼みは引受けざるをえないが。誕生日祝いのコールはいつもと同じ真夜中になってしまう・・。

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◆日経平均は前週末比63円高の9266円と続伸。TOPIXもまた続伸した。2日に発表された米6月雇用統計は今年初めて非農業部門雇用者数が前月比減少したうえ、5月の製造業受注が予想以上の減少となり、米景気回復の減速感が強まったとしてNYダウは7日続落S&P500種指数は5日続落)し08年のリーマンショック以来で最長の続落となった。また、この日の上海総合指数も、6月自動車販売が鈍化したことを受け、1年3カ月ぶり安値に続落した。ただ、東京外為市場市場は円がもみ合いに終始したうえ、5日の米国市場が振り替え休日で、あす朝は米国株動向に気を使う必要がないとし、売り物薄の中を買い戻しなどが優勢となった。その他金融セクターが思惑人気で大幅高し、電気機器、精密機器、輸送用機器など輸出株も上昇した。

◆もっとも、市場エネルギーが乏しいことに変わりはない。欧州の間欠泉は地下深くにあるマグマ溜りからいつ噴出するが不明。また、沈静化に向かっているかも不明。一方、米国、中国では足元経済指標は芳しくない。景気回復が峠を越えつつあるのか、それとも、中休み期にあるだけなのかは不明だ。2日の米国市場で話題を集めたのは、2009年に38%のヘッジファンドのリターンを残したバートン・ビックス氏が、前の週初めに強気していたテクノロジー株の大半を売却し、ポートフォリオのポジションを40%に引き下げたことだ。企業業績予想を減額修正したことが背景との見方がある。もし、そうだとすれば、NYダウは4月26日に付けた1万1205ドルの08年秋以来の高値から、6月に戻した後、2段構えの下げもありえる格好となっているだけに、予断は許されなくなる。買いは一段と慎重にならざるを得ない。■「ユニクロ」のファストリ(9983)が急反落した。6月度既存店売上高が5.8%減となったことが主因。問題視されたのは、天候が不順であったわけでないのに減収となったこと。大胆な世界戦略を打ち出しているが、足元の収益拡大戦略にかげりが見え出した?●直動システム大手のTHK(6481)が200日移動平均線や52週線タッチからリバウンドに転じようとしている。この両線を大きく割り込むことなく、上値追いに入っていけるかどうか今しばらくウォッチングしたい。メリルリンチ日本証券が2日付けで、「単独ベースの6月受注が前年同期比3.3倍増、前月比で7%増の138.7億円と4年3カ月ぶりに直近ピークを更新した。主力の直動システム需要が内外ともに幅広い業種にわたり拡大している」と指摘し、引き続き投資判断「買い」、目標株価2500円を据え置いたことが買いを誘ったもの。ただ、チャートが良いだけに期待したい・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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