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2004/09/15

◆八方塞がりの感が強まる。そんな一日が終った。東証1部市場は出来高こそ活況もほぼ全面安商状。NTT(9432)は固定電話の料金引き下げ圧力が引き続き嫌気され年初来安値を更新。料金引き下げを先導するソフトバンク(9984)も続落。■4月〜6月安心して買っていった新興市場株はファンドの9月中間決算月を迎え、運用者の見切り売りに厳しい状況が続いている。なかで、筆者が上場当時から四半期ごとの会社説明会に出席するなど長くウォッチングしていた◎Jストリーム(4308・マ)が手掛かり材料不明のなか大商いを伴い一時ストップ高に買われたのにはびっくり。インターネット放送(ストリーミング)専用のインフラ提供を手がけるが、この株は動き始めるとストップ高を連発、出来高も1000株を大きく上回る相場を演じることから、ファンが多い。従来のように買い材料が判明すれば一段落となるのかさらに買われていくものなのかもう少しチェックが必要。◎期末要因による新興市場投売り状況下で買い向いたいのは携帯電話用コンテンツ向け情報提供のサイバード(4823・マ)のダメ押し場面。30万円台央欲しい。

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◆方向感のない相場だが、足元は鉄鋼株、自動車関連株、小型好業績株をベースに、中期でエネルギー関連、海外インフラ整備関連、商社、そして低PBR、M&A関連株とハイテク株。バイオ株は長期狙いで臨もう。重工製品の東日本担当の東京産業(8070)は不人気小動き株だが、下値はジワリと上昇基調だ。西日本担当の西華産業(8061)とともに「重厚長大」賛歌を歌う可能性がある。◎好業績・割安株ではボックス相場上抜け前の日写真印(7915)を中期で買おう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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