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2004/07/13

◆引けにかけ急浮上し平均株価は3日続伸。半導体関連株などハイテク株は不振だが、トヨタ自(7203)が8日安値4190円から3日続伸で1日に付けた年初来高値4500円にあと30円と急接近。半導体や液晶関連株は春以降悪材料に反応しやすくなっているが、主力銀行株と同様に多くのファンドが直近までに組み込み済み。株式需給が悪化していることも一因であろう。本欄では、トヨタグループを中心とする自動車関連株ときょう1900円に肉薄した東京製鐵(5423)や合同製鐵(5410)など鉄鋼株を中心に紹介してきたが、今しばらくこの延長線上の相場が続くと見ている。ただ、トヨタの場合2〜3カ月の日柄調整を経て5000円に挑戦と見ているのだが、国内外機関投資家の旺盛な買い気にびっくり。武田や海運株の年初来高値にも機関投資家の買いが入っているというが、本欄としては、数量買うならば鉄鋼トップの新日鉄(5401)を推奨したい。◆もちろん中小型・業績好調・好チャート株や好材料株は本欄ポートフォリオに欠かせない。きのう紹介の住友鉱(5713)は次の相場への助走期間である今から仕込んでいくことを奨めたい。◎日産系のプレス部品メーカーで2月に東証2部にくら替え上場したユニプレス(5949)の大幅高を狙いたい。前期大幅経常増益の反動で今期は横ばい見通しながら、PER7倍台、PBR0.80倍はいかにも割安感が強い。4月高値から3カ月が経過、調整も十分だ。◎マツダ(7261)は値動きが軽くなるまでが溜め込み期間。◎75日線が下から突き上げてきた中央電工(5566・A)は一気高の気配。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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