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2015/04/22

◆いやはやなんとも!朝方からパソコンの動作が気になっていたところ、引け後につながらない状況となり慌ててしまった。結局、接続コード全部を抜き差しした後に回復し、きょうは事なきを得た。とはいえ、現在使用中のパソコンの動作が悪くなっており買い替えたい気持ちは強まるばかり・・。でも、きょうはしばし考えた後、動作が従来の線で回復したとなれば、今しばらくはなだめすかしつつ従来のパソコンを使うことに・・。■さて、日経平均株価は15年ぶりに(終値でも)2万円台を回復した。21日の欧州市場ではギリシャ株は資金繰り不安から大幅続落も独英株は続伸、米株は反落。米金利上昇から日米金利差拡大を見込む円売りドル買い展開となった海外市場を受け、朝方から買いが先行。2万144円66銭まで上昇。その後、利益確定売り場面があるも引けにかけ再び買い直す動きと腰の強い展開となった。バブル期に付けた大天井は筆者は証券会社時代、年明け以降の暴落を考えることなどまるでなかった・・。今回の2万円台回復はまだ通過点と考えてよさそうだ。ただ、予断はなく、次は?を考えていくだけといっても、新たな思いはない。これまでの想定線に折々修正を加えつつ、先行をうかがっていくばかり。

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◆2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催を控えて大和証券が今週の投資情報で特集したテーマは、「サイバーセキュリティ問題」。前回のロンドン大会では公式ホームページが約2億回のサイバー攻撃にさらされるなど大問題となった。「戦争よりもはるかに日常的かつ大規模な攻撃が行われる状況下、東京では円滑な運営を行うためにも、データ破壊や改ざん、遅漏、ネットワーク停止など様々な見えない攻撃と戦う時代に突入した」と記す。日本では1月に「サイバーセキュリティ基本法」が施行され、内閣セキュリティセンター(NICS)を改編している。しかし、国内セキュリティを担う人材約26.5万人の内約16万人は技術不足。その外に約8万人の人材が不足しているということから、同社をはじめ、東京オリンピックを控えて人材育成、確保が急務だ・・と指摘した。●トレンドマイクロ(4704)は総合ウィルスセキュリティ対策ソフトで個人、法人とも国内トップで世界3位。クラウドコンピューティング向けセキュリティ対策ソフトが大手企業で採用が拡大、クラウド関連製品売上高は全体の10%超を占めるまでに成長、年率20〜30%の成長が見込める分野であり、今後の同社業容拡大の牽引役と期待されると指摘した。権利落ち修正後の最高値は02年2月1万6500円(修正前では3.3万円となり1999年9月最高値に顏合せ)。今15年12月期連結経常利益は前期比1.7%増の366億円と慎重予想。過去最高は07年12月期の380億円に迫る。もっとも、前期決算は従来予想を2期連続で10%超上回っての着地となっており、今期慎重予想は年内の決算発表時には維持することになりそうだ。しかし、上下幅のやや大きな相場ではあるが、月足ベースでは12年11月安値を二番底とした、長期上昇基調にある。07年11月高値5200円をターゲットとした先行相場が期待できそうだ。中・長期狙いで拾っていきたい。■ヤフー(4689)が続伸し、1月二番底394円からの25日線沿いの短期上昇基調となっている。13年9月に株式分割落ちした後は、権利落ち修正後ベースで6週線沿い上昇基調にある。米ヤフーが21日、日本ヤフー株の売却の可能性などの検討を始めたと表明したことが買い材料視されたもの。まず。ウォッチングを開始しよう。なお、米ヤフーは日本ヤフー株を35%保有しいるソフトバンク(9984)に次ぐ大株主だ。売った株をソフトバンクが買い取れば事業展開がしやすくなりそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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