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2004/06/08

◆米ナスダック総合株価指数が2000ドル台を回復し、NYダウ工業株30種平均は2月の年初来高値にあと3%強に迫ってきた。東京では、内外景気の回復期待感は債券から株式への資金移動を誘い、平均株価は1カ月ぶりに1万1500円台を回復。気になるのは住宅ローンなどの金利引き上げ。政府が相次ぎ実施した社会保険料引き上げもあって庶民には厳しい。加えて、賃金上昇が限定的で家計が圧迫されるだけに消費支出が抑えられる可能性があるのだ。その分は売買単価が引き下がり買いやすくなった株式投資でカバーするに限る!?

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◆全般堅調のなかブレーキがかかったのは自動車関連株。円高もあって利益確定売りが優勢となった。が、一喜一憂は体に毒。自動車関連各社が設定している期中平均為替は1ドル=105円が中心。押し目は拾うチャンスと構えたい。なかで、アイシン精機(7259)は高値更新、更なる上値を期待。ここから注目は好業績出遅れ株の関西ペイント(4613)。4月高値は12年ぶりの高値水準だが、業績高変化率で実質PER20倍は割安感が強い。■一方、エレクトロニクス関連株は堅調に推移。本欄注目の富士通(6702)は新聞発表が相次いでいるが、信用買い残株数も3カ月前に比較し3割台のレベルまで減少。需給好転背景に上昇ピッチが加速する可能性も出てきた。◎関東電化(4047)もPER割安修正高相場が期待できる。今3月期も連続最高益更新見通しにあり、26週線が下支えし、売買のタイミングを捉える(9週)RCIが今週ようやく上昇に転じた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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