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2015/05/26

◆筆者は現在、自宅から従来と同じようにネットを通じて株式情報を銘柄中心に配信している。株式情報を発信するサイト「Kabtan(株探)」に銘柄情報を配信しているのだが、この日は、記事を書いたスノーピーク(7816)[東証M]から間違いを指摘されたとの電話があったとの連絡・・。売上高のケタ間違い、15.61億円とすべきところをチェック時に見落とし、156.1億円と記してしまった。注目した経常利益に間違いはなかったのだが、注意不足を事業会社から知らされた格好に。書き始めたのは、日経電子版で見た同社記事。筆者はもう、山には登らなくなったが、長年勤めた証券会社を1990年代後半に辞した後、友人と関東の低山を中心に登ったほかハイキングに出かけていった。その後、妻が運転する車で遠出することが多くなり、山歩きはなくなった。現在は、朝夕の2000〜4000歩前後のウォ―キングで体調を保つようにしており、山歩きは低山程度。新潟県三条市にあるスノーピークの本社側のキャンプ場に出かけてみたいものだ。証券時代に三条市近辺では長岡市や高島屋温泉で宿泊してあちらこちらと歩き遊んだことがあるが、長野・信州や伊豆・箱根方面中心の妻が三条をはじめとした新潟方面に行く気になってくれるといいのだが・・。

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◆さて、スノーピークだが、上場は昨年12月11日で、まもなく半年。11年12月期決算から始まり前期で5期目の若い企業。同社深読みは原稿を記した後、じっくり探訪した後に・・。まずは、第一報。この日は「3連騰し3月13日に付けた上場来高値1万3700円を窺う構えとなってきた!」から記事はスタート。アウトドア用品の製造販売を手掛ける同社が前週19日発表の前15年12月期第1四半期(1-3月)連結決算は、売上高が15.61億円と四半期ベース最高を更新。経常利益は(シーズン特性もあって)159万円にとどまったが、「11年に年商の半分以上をかけて新潟県三条市の自然が豊かな山あいにあるキャンプ場に本社を移転したことから顧客対応力が一段とアップ、ユーザーとの直接コミュニケーションはかれることでアウトドア愛好家から人気がある」と25日昼時間に日経電子版は報じており、引き続き買いが流入している・・というもの。後場前半には3月17日以来の1万2000円台乗せ目前場面があった。 今15年12月期連結業績予想は、売上高が前期比16.6%増の64.8億円と12年12月期の連結化後は3期連続増収で最高を更新、経常利益は58.8%増の4.32億円と大幅増益に転じ、税引利益も2.29億円と増益に転じそろって2期ぶりに最高する見通しだ。■なお、チェックし始めた商社株だが、日経平均は8連騰、2000年4月以来高値を疾走中。伊藤忠(8001)、三井物(8031)、三菱商(8058)が年初来高値を更新。●伊藤忠は1732円と6日連続で上場来高値を付け、●三菱商は2830円と08年9月以来の高値、●三井物は昨年9月に付けた08年9月以来高値1820円にあと70円強に迫る場面があり、●住友商(8053)は4日続伸し、12日に付けた13年5月以来2年ぶり高値1513円にあと20円と迫る場面があった。海外資源高を背景としたこの相場、大手商社はチャート面からは「押さば買え」の格好となっており、乗るしかない感じだ。もっとも、「売り」も「早く」が基本の飛び乗り飛び降り相場。ここから「買い」チェック、参戦も良しとするか・・!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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