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2013/03/15

◆筆者が通勤で毎日利用しているのは東急東横線、山の手線、中央線。この3本を乗り継ぎ、自由が丘駅もしくは都立大学駅から荻窪駅の往復をしている。しかし、15日に独特のかまぼこ型屋根で愛嬌がある東急東横線渋谷駅は廃止され、明16日からは地下化、池袋、埼玉と相互直通運転に。渋谷駅は地下5階となり、これまで通りの山の手線へ乗り換えるとなると、従来2分とかからなかったのが5分前後となる。何が不便といっても、これまで、朝は満員電車の時間帯を過ぎてからの乗車であり、帰路は、渋谷で1台後の電車に座って帰る日々だった。が、実際に、地下5階のホームから地上2階のホームまでどのくらいかかるのか?不安がないとはいえない。地下鉄利用なら、新宿3丁目で1度だけ丸の内線に乗り換ええれば荻窪へ向かうことが出来る。ただ、帰路となると、JR利用時よりも、終電時間が早くなってしまうことが難点・・。結局、定期券があと10日ほどで更新となるから、それまでに体験乗車をしてどちらを選択するか決定することにしよう。■それにしても、東急渋谷駅ホームと車両をカメラに収めることを忘れていたのは無念・・。きょうは、妻が帰り道、車で環八沿いにある会社近くで筆者を拾って帰宅するとの電話。最後のホームに立って感傷に浸る時間もないとは!プロの鉄道写真家が独自の視点で東急渋谷駅ホームを切り撮ったお気に入りのテレビ番組を録画したブルーレイ・ディスクを見たほうが、筆者がいくら頑張って撮ったとしてもはるか楽しいといいつつよしとしよう。

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◆さて、週末の東京市場では日経平均が前日比179円高の1万2560円と活況裏に続伸。高値引けとなり連日で昨年来高値を更新し、2008年9月以来4年半ぶり高値で終了した。14日の欧州市場では、懸念されていたスペイン国債の入札利回りが前回比低下したことから、英FT100指数が約5年3カ月ぶり高値となるなど主要株式市場はそろって上昇。また、米国でも雇用関連など経済指標の改善を背景にNYダウが10連騰し8日連続で過去最高値を更新した。海外のいい流れに加え、東京外為市場では円が対ドルで小反発も対ユーロで反落。この日、参院で日銀正副総裁が決定することから金融緩和期待が高まり、朝方から幅広く買いが先行。前場後半から上げ幅が拡大。その後、利益確定売りに上値は重くなったものの、大引けでの買い注文が膨らみ高値引けとなった。■土地持ち・含み資産関連株は、これから金融緩和が本格化するとの期待で人気が止まない。この日は、中堅海運株が相次ぎストップ高した。なぜ?TPPと土地持ち銘柄として物色と日経電子版にはあった。「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉への参加を表明するとの見方が強まり」物流の増加を期待した買いが膨らんだという。●幸い、含み関連として当欄で唯一注と紹介した片倉工(3001)は連日で昨年来高値を更新し1300円が目前となった。値動きの軽さでかねてから定評があり、引き続き、注目していこう。■内需関連主力の筆者注目ぺージでは登録29銘柄中13銘柄が高値を更新。●プリマハム(2281)は7日高値235円に対し9円高の226円引け。150円台の壁突破後の日足チャートは上々。7日の97年6月以来高値更新から3段上げがあるかどうかがポイント。●また、シスメックス(6869)、アンリツ(6754)、浜松ホトニクス(6965)の当欄注目の輸出関連もなお持続すべきであろう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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