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2011/01/24

◆23日に湘南海岸で「第5回湘南国際マラソン」があり約2万人が湘南海岸を駆け抜けたと共同後援の朝日新聞が24日付け朝刊で報じた。大磯プリンスホテルを出発し江ノ島の手前で折り返して戻り、さらに第2折り返し点を経て、大磯プリンスHゴールのフルマラソンや10キロなど距離走があったという。筆者は高校時代に5キロマラソンを2回走ったくらい。山村時代の中学時代はひたすら学校まで5キロを往復する毎日で、走るよりも歩くほうが得意。高校の運動部は1年でやめたし・・。さて、湘南でマラソンといえば、筆者の大好きな「ただ、走ることが大好きな女の子」を主人公にした川上健一著「ららのいた夏」を思い出し、また、読み始めた。これで10回目となる。が、何度読んでも新鮮であり、涙が出てくる。大学時代のクラブ同級生の一人で、「本の雑誌」を立ち上げた目黒考二、[北上次郎(文芸評論)、藤代三郎(競馬評論家)はペンネームで同一人]がかつて川上健一の傑作少説「翼はいつまでも」を「本の雑誌」で推奨したことをきっかけに川上健一にはまった。スポーツ小説は彼に限る。相撲の一番勝負が8割がたの小説。寄せ集めの野球チームの試合を積み重ねて書いていく小説、ウインブルドンをサービス・エースだけで挑み勝ちを積み重ねる若者を描いたもの・・。川上健一といっても、100人中何人が知っているか?心もとないが、ひとりでおいしいご馳走にありついていると思えば、ひそかな満足感がある。なお、北上次郎は「本の雑誌」がベースだが、日経新聞夕刊の書評陣のひとり、気に留めていただき、立ち読みで気に入られたら、推奨本を読んで損をすることはナイと思うのだが・・・。

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◆さて、1月第4週初めの日経平均は前週末比70円と3日ぶりに反発し、TOPIXも3日ぶりに反発した。前週末21日にかけ続急落したうえ、21日の欧米株が反発した流れを受け、買いが先行した。ドイツの経済指標のひとつが東西統合後で最高となったことから、ユーロが対ドルで上昇。この日の東京外為市場でも円が対ユーロで続落し、対ドルで午後に下げに転じたこともあり、日経平均は後場、上げ幅を拡大する展開となった。ただ、海外アシストによる反動高ともいえ、前週の300円弱の長大週足陰線を簡単に乗り越え、一気に一段高を目指すには無理がある。買いは遅くでいいとの見方で目先は対応したい。■昨春の主戦銘柄だった日本調剤(3341)は52週線で踏みとどまった後、12月末近くに3480円の戻り高値を付け、3週間もみあった後、25日移動平均線などに下からつつかれ浮上する構えになってきた。調剤薬局の買収効果、出店ペースアップ、後発医薬品生産工場の本格稼働で後発薬販売は黒字化・・今3月期の大幅経常増益に続き、来12年3月期の連続大幅増益が期待される。株価はまだまだ、上昇基調にあり、先行きの昨年6月高値挑戦を期待したい。●レンズ専業大手のタムロン(7740)は12月高値をトップに、10月と1月高値を配した三尊天井型チャートとなるか、1800円台に飛び乗って、昨年10月以来の頑強な上値ネックラインを突破できるか?週足では26週線が下から迫りつつある。現状では、一気に、1800円台乗せ挑戦は厳しいが、26週線が上昇エンジンに火をつけるか、いったん、仕切り直しとなるか注目しよう。●高値で突っ張った栄研化(4549)もインフルエンザ関連の一角にあり注目を継続。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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