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2004/07/05

◆平均株価は指数採用銘柄225のうち値上がりはわずか14銘柄、1万1539円(25日移動平均線)と1万1538円(75日線)をぎりぎり上回って終わった。が、あす割り込まないとの保障はない。出来高は先週末、2月26日以来87日ぶりに10億株を割り込んだが、きょうは売買代金が88日ぶりに1兆円を割り込むなどエネルギーは減衰。先週末発表の雇用統計で米景気への楽観的な見方が後退。日本景気は自律回復色が強まったとの報道はあったものの、11日投票の参院選で自民党劣勢、民主党躍進との世論調査に買い意欲急低下。おまけにきょうは米国株式市場が休場、見送り気分は一層強まった。世論調査同様な選挙結果となるかは投票率次第であろう。ただ、与党全体で過半数を上回ることは不変。企業業績の好転続くなかでの第一四半期決算発表が迫る。ここからの調整は押し目買いのチャンスを提供するものだと見ている。

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◆市場体温計の東京製鐵(5423)は業績増額予定。4月高値が抜けなかったことから下げはきつくなっているがチャート・ウォッチング継続。合同製鐵(5410)は今週が高値から2週目で今週は様子見。■卸大手の加藤産業(9869・A)は先週の週間出来高が上場来最高。きょうも18万株と上々の商いで反発。4月の年初来高値更新からPER20倍の1990円挑戦に期待。◎車・OA機器用機械部品の藤倉ゴム(5121・A)が昨秋からの上値ネックライン突破目前。好業績・出遅れ株として上放れを期待。◎関東自動車(7223)は高値圏で頑強。中期狙いで強気継続。押し目は積極買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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