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2004/11/25

◆米国は25日が感謝祭で休場、26日は午後1時までの短縮立会い。米国株頼りの東京市場にはうらめしい週末、週明けとなる? NYダウは24日現在1万520ドルまで回復。目指すは今年2月高値1万737ドル。また、2102ポイントにあるナスダック総合指数は1月の2153ポイントをとりにいく相場。しかし、米国株の指標としてファンドマネージャーなどが重視するS&P500種指数は24日すでに1181ポイントにあり1月の高値2153ポイントは今月4日に更新済みで、3年ぶり高値圏にある。■一方、平均株価は2000年春ITブームの花が最後に咲きほころびるなか、ハイテク株比率の高いナスダック指数を真似て大量に指数採用銘柄を変更したことで、ナスダック指数並みの戻りにとどまっている。現行平均株価は、変更以前の旧平均株価に負け続けており、株式講演会などでは今でも当時の日経の指数採用銘柄担当者たちを糾弾する声がよく聞こえてくる。■その平均株価はきょうも1日の値幅が100円未満。きのう米国で原油高と円高が同時進行したことでいかにと構えたが、幸い? 日産自(7201)の不幸があって市場は支えられた。日産自の自動車用鋼材調達難のニュースはそれほど鋼材需給が切迫しているのかと買いを呼び、鉄鋼関連株を中心に買われ小幅続伸となった。東京製鉄(5423)も終値で4日ぶりに1600円を回復した。問題は、きょう1日の動きが翌日につながらないということ。■新興プラン(6379)が直近安値圏で3日間ほぼ日足寄り引け同事足となった後、きょう急反騰といい形。あす高値に迫るようだと新たな展開が予想されるのだが。◎戸田建(1860)は7カ月ぶり上値関門突破に期待。◎200日線に接近しリバウンドが期待される低位株のアツギ(3529)を思惑買い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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