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2015/04/24

◆日経平均株価は前日比167.61円安の2万20円04銭と4日ぶりに反落した。23日のNYダウは続伸し、NASDAQ指数は2000年3月のITバブル期に付けた終値最高値を更新した。来週後半28-29日には米FOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、30日には日銀の金融政策決定会合がある。3月の米FOMCでは利上げに「辛抱強く」なれるとの文言を削除したが、超金融緩和からの転換となれば、緩和にどっぷり浸かってきたマーケットには刺激的!週明けから市場は神経質な動きを見せそうだ。加えて、週明けから3月期決算の発表が本格化することもあり、この日は様子見気分が強いなか利益確定売りが朝方から先行し、前日終値にタッチできないままじりじりと上値が切り下がる格好となった・・。 週明け以降は、3月期決算発表企業を中心とした個別企業選別物色の動きが強まりそうだ。増減益決算だったその要因、そして、今期の増減益予想の前提条件など企業の収益変動要因を見直し、株価水準及び株価の方向性を確認したい。市場を熱くした緩和マネーの熱狂は冷えるのも急となるのが常。その逃げ足は速く、つるべ落としとなってきたのは証券入り50年弱の間に知らされきた。もっとも、その谷を超えば次の時代に向かう新たな動きが始まる・・。急いては事を仕損じるという言葉通り、引き続き、当欄は中・長期投資を基本に個別銘柄を拾い上げていきたい。時に逸走することもあり、参考材料と見ていただければ幸い!

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◆当欄の中核銘柄群も、値上がり9、値下がり21と値下がり数が圧倒。トヨタ(7203)、日電産(6594)、セブン&アイ(3382)、ニトリHD(9843)、島精機(6222)、住友林業(1911)、サントリーBF(2587)・・は下落、一方、「東京ディズニ−ラン・シー」運営のOLC(4661)、星野Rリート(3287)、サイバダイン(7779)、島津(7701)、シマノ(7309)、日本製紙(3863)・・などは上昇した。引き続き、これらの中長期銘柄を中核として新たな銘柄を紹介していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

愛用のチャートソフトはSTOCK BOARD

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