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2004/06/17

◆東証1部市場は平均株価やTOPIXが前日急騰の反動もあり小反落した。が、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回るなど頑強な相場展開だといえそうだ。2月27日から続いている出来高10億株超、売買代金1兆円超も継続した。より堅調なのは2部市場や新興市場。2部株指数は10日連騰となり、ジャスダック平均も9日連騰だ。マザーズ市場では利益確定売りも早く、値上がり銘柄数がわずか値下がり銘柄数を上回った程度だが、売買代金は5月6日以来の1000億円乗せとジャスダックの918億円を上回る盛況で続伸。目先資金が東証1部から値動きの軽い市場へ流れているという。

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◆企業業績はリストラによる回復から売上高増を背景とした続伸方向にあり、今後、株価を下支えしていきそうだ。2002年度から今04年度まで3期連続連結経常2ケタ増益見通しにあるが、野村はコア400銘柄(金融除く)では続く05年、06年度もヒトケタ台ではあるが増益見通しだとしている。1日30億株超の大商いとなる日まで押さば買う強気で臨むべきか。

◆自動車関連株はアイシン精機(7259)、トピー工(7231)が年初来高値を更新するなどしっかり。◎関東自動車(7223)は年初来高値突破から、15年ぶり上場来高値(1910円)更新を最終目標に注目していきたい。◎年初来高値から3週目が終わろうとしている東海理化電機(6995)は日柄調整終了から同じく15年ぶり高値(1900円)を中長期目標株価とし強気したい。◎大証で高人気のセーレン(3569)はPDP関連株及び自動車関連株であり、今期経常2ケタ増益で連続過去最高益更新見通しにあり、実質PER21倍に割安感が強く一段上の相場を期待期したい。■NECのパソコン販売大手のダイワボウ情報(9912)は業績高変化率のPER11倍割安銘柄として上昇基調が継続しそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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