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2008/11/18

◆平成の大合併で四国・愛媛の我が郷里の町は西条市に吸収された。高校野球では、我が母校が騰勢を極めた1990年台央から2000年にかけては、かつて夏の甲子園で全国制覇した西条高校をお客さんとしていた。その西条高は来春の選抜大会出場の権利を得(秋の四国大会優勝)ているが、18日の神宮大会では準決勝で惜敗し決勝進出を逃した。神宮大会で四国のチームが優勝すると、選抜大会で5チームの出場枠となっている四国・中国地区から、3チームが四国から選ばれることになっている?のだから残念。といっても、四国から2チーム出場だった場合でも、四国大会決勝を戦った愛媛県勢2チームが出場することになるのだからよしとすべきか。ちなみに、筆者母校は2000年夏、学校創立100周年の年に甲子園初出場を果たした(母校出身の野口投手が中日でセリーグMVPを獲得したのはその前年1999年のこと)が、目的を果たした今治西出身の監督が辞めた後は我々がいた頃とおなじひとつ二つ勝つのがやっとのチームに戻ってしまった。野球もまた監督、指導者次第で変わる!

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◆NYダウは前週13日に552ドル高となったことで、週足が大底入れを示唆する「安値圏で下ヒゲの長い週足を描く」と見た。しかし、前週末14日に338ドル下げたことで、週足は底打ちに疑問符を投げかけ、今週初め17日には223ドル安となり、2日間で13日の上げ分を上回る561ドルの下げとなってしまった。つまり、13日の上げは中身が空っぽの勢いだけで上げたものに過ぎなかったということになる。18日もまた上下370ドル以上の値動きとなっており、一向に落ち着く気配はない。下振れリスクは一段と高まっている。<株式だけでなく原油先物、非鉄・貴金属、穀物、米ドル・・「相場」の世界は大天井から鋭角的な下げを描いており、これを修復するにはとんでもない時間と金が必要となりそうだ>。例えば、発表が続いている決算はいずれの国の企業とも厳しい決算となっている。9月期末と比較し保有株や保有商品は大幅に下落しており、企業の評価損はさらに拡大している。これに対し一時的に「時価評価をやめる」となれば、企業の含み損に対する憶測が株価を押し下げるという悪循環に陥りかねない。「株価下落に伴う企業価値の損失が十分に織り込まれていない銘柄は今後株価下落の可能性が大きい」(ゴールドマン・サックス証券)との指摘も当然だ。

◆NYダウの終値ベースで直近最安値8175ドル割れリスクが一段と高まっている。日経平均株価の終値ベース安値は10月27日の7162円(ザラバ安値は同月28日の6994円)。ここから新たに買い始めた個人投資家も多いという。が、これを割り込み始めると、直近の流入資金も焦げ付いてしまうことになる。恐慌的な状況は絶対避けたいが・・。

◆プリマハム(2281)が210円の高値をつけたのは今月10日。9月30日安値106円からの急騰にもかかわらず18日安値195円はよく高値圏で踏みとどまっているといえる。信用倍率0.53倍と大幅売り長の業績好転、13年ぶり復配の低位株としてどこまで戦えるか?●セブン銀(8410・ジャス)も10日に最高値35.5万円まで買われ、新規上場日だった2月29日の最安値16.1万円から2.2倍化した、この2銘柄の動きに全般相場を重ねて留意し、業種では銀行など金融株、不動産株に注意したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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