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2014/06/12

◆昨年1月来、26週移動平均線沿いの上昇基調あった当欄も期待の日本空港ビル(9706)が2日連続で年初来高値を更新。そして、2007年9月高値2840円をクリアし、1991年4月以来23年ぶりの高値圏に浮上してきた。2月から4月にかけての上昇第1波に続く、5月後半からの上昇第2波に入ったか?何度か記してきたように、11年10月に羽田空港に国際空港らしい新ターミナルがお目見えした後も、施設拡充が続いており、13年3月期から今期予想まで連続大幅増益予想にある。今期予想PERは57.8倍、1株純資産は1209円・・は、現在の株価水準を説明しにくい水準ではある。が、お台場カジノ構想実現?に伴う海外からの来日客数拡大期待から2020東京オリンピック大会に向けての羽田空港ターミナルの殷賑化期待を背景に記した5月21日号など過去記事を参照していただきたい。もっとも、飛び付き買いは?

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◆5月20日号で記したコイル製造自動巻き線機最大手の日特エンジ(6145)・JQが前日に急騰したのだが筆者はチェック漏れ。そして、この日続急伸!1月の年初来高値にあと1円と迫る996円高値引けで終了した。有賀泰夫アナリストはこの日、「前期第3四半期から受注が急回復。今期は大幅増益です」。が、「前期も大幅増益予想だったが大幅減益で着地したことから、市場はまだ半信半疑でしょう」。しかし、期末受注残は前期比40%増であり、会社説明会では5-6月受注はさらに増えると・・。第4四半期受注は前年同期比26%増と回復が鮮明となったうえ、今第1四半期はさらにすごくなった。今年大きく活躍する株になることでしょう」・・などと記した。もっとも、11年8月以降の株価は1000円とび台が上値ネックラインとなってきたことが目先のリスク。が、月足ベースで長期相場を示唆する52週線をクリアしてきた。明確にクリアしたのは12年7月以来ほぼ2年ぶりのことだ。長期上昇基調の時間帯に入っていく!?■きょうの出来高が700株という超薄商い銘柄のフォトクリエイト(6075)・東マザーズは当欄で何度も紹介してきた。今は、5月の上場来安値1195円から6日に1680円まで戻した後、ちょい押し中。「東京マラソンなどスポーツ大会などのイベント写真をプロの写真家連が撮影した写真を、インターネットで販売する」ビジネスモデルを展開する。100株単位で買うしかないが、打診買いした後、「今夏の冷夏列島だけはご勘弁を!」といいつつ、日足チャートをウォッチングしよう。まだ、二番底が確認出来ていない銘柄だけに慌てる必要はなさそうだが・・、夏の天井不順がなければ出番はありそうだ。二番底は今日か、明日か・・、とウォッチングを続けたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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