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2013/03/04

◆片倉(3001)が大幅高で3連騰。2月15日の直近安値800円から11日目でこの日高値1070円まで上昇。09年10月以来の高値に3年5カ月ぶりに顔合わせした。前週後半から不動産・含み資産関連株買い人気の突出が続くなか、同社株も朝方から買いが先行した。この日午前に、日銀の次期総裁に予定されている黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁候補への所信聴取があり、脱デフレに向けての積極的な取組みを表明したことから、前週来市場人気となっている不動産、倉庫・運輸など不動産・含み資産関連株を物色する動きが一段と活発化。同社株も、引き続き含み資産株として好人気が続いているもの。 同社は、明治期から製糸事業を展開し、「時代の変遷とともに事業転換を行ないながら事業を継続してきた」。埼玉県さいたま新都心駅周辺に広大な敷地を保有していることから、かつて香港の投資家から株式を大量取得されたことがあるなど土地保有会社として話題を集めた。また、1980年代後半のバブル相場では7750円の上場来高値を付けた。■証券会社時代には埼玉県上尾市の実家から通勤しており、大宮駅を出た後、片倉の長い並木道が車窓に現れ緑が目に気持ちよかった覚えがある。現在もさいたま新都心駅周辺には04年9月開業の第一期開発(敷地面積約3.3万平方メートル・1万坪)=コクーン新都心がある。また、第2期開発計画は基本計画が発表されており(同6.8万平方メートル=約2万坪の内、約3.8万平米=1.15万坪)、15年春の開業を予定、総事業費は約120億円としている。第3期開発は敷地約2.6万平米だが現在は住宅展示場となっており、開発構想などは未定となっている。また、観光地である長野県松本市にはイオン松本店の店舗や駐車場など計4敷地の面積計8.36万平米。■筆者に馴染みは、諏訪湖畔は上諏訪温泉にたたずむ温泉施設「片倉館」。創立50周年記念に建設したゴシック風の建築はなつかしい感じがする。大浴場は玉砂利が敷かれ足に心地よい。建物内部の彫刻、ステンドグラスを見ながらゆっくりと湯に浸かる。少し、のぼせたなとおもったら、湯から上がり、2階の畳の大広間で横になる。ゆったりとした時間が流れてゆき、気持ちが和んでいく。ホームページを見ると、1928年竣工とある。ひところ(学生時代に合宿した地である)霧が峰を中心にあちらことと車で出かけたものだが、ここしばらく訪れていない。この夏は避暑を兼ね久々に行ってみるか!?

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◆含み株買いなら、筆者の場合は片倉に限る。まず、100株打診買いをして、ウォッチングして見るか!?10月から始まった金融緩和による「安倍のミクス」相場、簡単に終りそうにないと見れば、市場はさらに勢い付くが・・。■プリマハム(2281)、セブン&アイ(3382)、三菱食品(7451)など内需株、サイバー(4751)などシマホ関連株は継続強気・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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