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2004/07/01

◆米国の4年ぶり利上げ、日銀短観での景況感バブル後最高・・。市場の予想の範囲内で収まった。結果、平均株価はちょっぴり戻り高値を更新し挨拶を返した。終わってみればそんな感じの7月第1日目。主力ハイテク株の一角が堅調で、トヨタ自の年初来高値更新はきょうも続き、系列株を初めとする自動車関連株は堅調に推移した。ジャスダック市場は売買代金が今年最高を記録、指数は年初来高値にあと7円と迫るなど新興市場の好人気は続く。平均株価の上げ幅を縮小させたのは主力銀行株。アナリストのセクターカバレッジを引き下げたことが材料視されていたが、基本的には外国人投資家の持ち株比率のリバランスにからむ需給悪化も下げの要因といわれる。

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◆ここから市場が気にし始めるのは第2四半期決算発表が始まる米国企業の業績。予想では4期連続20%超の増益見通しだ。エネルギー、テクノロジー、素材、裁量消費関連の好調が要因とみられているが、結果発表で気になるのは株価の方向性という。月後半に入れば日本企業の4〜6月期(第1四半期)決算の発表が市場の注目材料となり一喜一憂が始まる。■いずれにしても材料よりも業績予想に対し割安感が強いかどうかが値動きを左右しよう。自動車関連株では、上場来高値にあと50円弱に迫った愛三工業(7283)。◎移動平均線が収斂し上放れを示唆したPER10倍の超出遅れ株リケン(6462)、人気化期待!■来週が高値から4週目となり上放れの構えは来期復配視野の出遅れ株保土谷化(4112)に妙味。◎株式分割権利取りではNOVA(4655)を突っ込み買い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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