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2012/03/26

◆3月も最終週というのに、寒すぎる。きのうも東急・自由が丘駅や都立大駅にそれぞれつながる桜並木を回ったが、一気に暖かい日が来ないと、4月上旬予定の商店街や地元町内会のサクラ祭りにサクラの花無し、なんてことになりかねない?

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◆選抜高校野球が続いている。選手、観客とも低温下で体調を崩さねばいいのだが、なんて余計な心配がしたくなる・・。それにしても、昨夏準優勝高で神宮大会覇者の青森・光星学院は緒戦3−0と先行、逃げ切りは強い勝ち方だった。筆者には悔しい思い出がある。2000年夏に母校は甲子園に初出場したが、その年の8月に新しい会社に移ったばかりとあって、休みは取りつらく、1回戦は青森代表でこれまで3回の甲子園出場も緒戦負けした学校だ、勝てると踏み、2回戦なら休暇をもらって甲子園に行こうと考えた。6回を終って6対3とリード。ところが、逆転に次ぐ逆転の打撃戦も8回表に2点入れて8対7と逆転。後、2回抑えればと思った8回裏に3点入れられ結局8対10で逆転負け。初の甲子園行きは夢に・・。光星学院は1つ勝ったことで一気に吹っ切れ、勝ち始めた。その年にベスト4入りした後、2年連続夏のベスト8。そして、昨年夏に準優勝。秋の神宮大会では「優勝」!一方、母校はその後、監督の交代とともに県内上位チームから後退。そして、ベスト8、4への距離はすっかり遠くなってしまった・・。また、愛媛県勢の活躍は04年春に初出場初優勝した私立済美高がその夏に決勝戦で敗れて以来ベスト4入りは無い。春の選抜大会では済美が優勝した後は、緒戦負け4回、2回戦負けが5回連続であり、今年は昨年に続き四国大会で結果出せずに2年連続の不出場!母校だけでなく県勢の巻き返しを期待したい!

◆前週末、米国では2月住宅販売件数が前月比で予想に反して落ち込んだ。が、イランの原油輸出の減少報道による原油先物急伸を背景に素材・資源エネルギー関連が買われNYダウは上げた。が、住宅市場の立ち直りがなければ、米国経済に世界株式相場のリード役というこれまで担ってきた過大な期待はできなくなる。基本は金融相場の域をまだ脱していないからだ。原油高で資源関連セクターを買っても、経済回復が急進展するどころか、急失速しかねないことは、周知の事実。■日本では、円安原油高はWパンチとなる。それで無くとも、この日、東電(9501)の原発は発電を停止した。再稼働が無ければ5月上旬には日本の全原発54基が止まる見通しだ。代替燃料費の高騰懸念は強く、輸出関連業界は円安歓迎も電力業界には・・。

◆大塚HD(4578)は連日で上場来高値を更新。26日付け日経新聞朝刊が「大阪大の梶原教授らは新薬の主役として市場が拡大するバイオ医薬品を、汎用的な医薬品の製法である化学合成で作る技術を開発」と報じたことが手掛かり。2200円台の壁突破から200円アップしたが、出来高が100万株台と大風呂敷になっていない分大丈夫なようだが、高値波乱時の下値メド2200円台前半は変えず。●シスメックス(6869)は分割落ち後高値更新。野村は「血球計数器の新製品XNシリーズは13年3月期に全世界発売となろう。同シリーズ普及は粗利益率の大幅改善要因」と指摘し投資判断「買い」を継続、目標株価を3100円から3700円に引上げたことが手掛かりとなった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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