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2013/07/16

◆猛暑のなかの3連休も、日曜日に教会に行ったのと食材を買いに出かけた他は、自宅でひたすらパソコンに向かい、8月に発送しなければならない明大映研会報の原稿打ち込みが続いた。昭和28年卒の大先輩は今年も、戦後間もない大学映研生活と映画界での体験を長文で寄稿して下さった。ペンがぶれないことに感心しつつ、当時の大学とクラブの状況や入所した映画撮影所などの貴重な体験が浮びあがってきた。これまで、毎年、楽しみに読ませていただいてきた。しかし、読むと原稿をおこすこととは大違い。と、知った時はもう遅かった。元音楽ソフト販売勤務の先輩は、阿久悠氏の傍で仕事をしたことから、原稿用紙40枚強のこれまた、2回に分けて連載するほどの大量の阿久悠氏と音楽界に関わる様々な記録を今年も書いてくださり、私のところに届いた。原稿を読むのは楽しいのだが、これを打ち込むとなると相当根気が必要だと分からされた。前編集長の先輩の知恵と手を拝借しつつ、原稿を打ち込んできたが、安請け合いした私には少々重荷となった。それでも、諸先輩の原稿を打ち続けるなか、少しづつ自信めいたものも生まれつつある。とはいえ、ちょいちょいとやれば出来上がるよ、と言うくらいに慣れるには、あと何年かかるやら?今年は、前編集長にしっかりと支えられ、ゴールが見えてきたことに感謝だが、発送に至るまでにはまだ超えなければならないヤマはなお多くて・・。

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◆さて、3連休明けの東京株式市場。日経平均は前週末比92円高の1万4599円と3日続伸した。東京市場の連休中にも、米経済指標好調と企業決算の順調推移に期待が高まり、NYダウは3日続伸かつ3日連続で過去最高を更新した。S&P500種指数に至っては8日続伸し3日連続で最高値を更新した。また、欧州ではドイツDAX指数が6連騰騰・・するなど欧米株とも好伸した。加えて、中国の経済指標は若干マイナスも市場予想並みだったといい、アジア株も堅調に推移した。もっとも、中国への悲観度がどのくらいマーケットに織り込まれたのか?少々の景気指標悪化にもマーケットは耐えることが出来るか?はなお、疑問が残る。■また、この日、大証現物市場が東証に統合されたが混乱なく推移した。値上がり率上位には指数採用に応じたファンドなどの買いが期待できるとした思惑買いが流入、値上がり率トップとなった大阪銘柄銭高組(1811)やシマノ(7309)、任天堂(7974)、近鉄百貨店(8244)、関西スーパ(9919)、王将フード(9936)など急騰あるいは年初来高値更新銘柄が輩出した。シマノはバブル期前後から30年来の注目銘柄だが、新鮮味では消費関連の後者3銘柄か。

◆17日にバーナンキFRB議長の金融緩和策に関する議会証言を控えるが、資産購入縮小に向かうとの観測から円が反落したこともあり、輸出関連、金融・不動産関連などに買いが向かった。いずれにしても、FRBは経済・雇用情勢さえ好転したと確認した時、金融緩和縮小から来年央の終了に向かうとは表明済み。その時、苦しくなるのは米国ではないだろう。「アベノミクス」が根付くか、「安倍のみくす」で終ってしまうか?米国事情とともに注目しなければならないが、●プリマハム(2281)は全般相場が崩れても、業績さえ上がれば、二番底を打った後、独歩高も期待できると見るが、さて・・!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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