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2012/01/10

◆この日、朝から食べたものといえば、ビスケット10枚ほどと好物の「鳴門の金時」焼き芋半分。今朝、2時間を越える歯のオペをしたためだ。抜歯後の感染予防にとうがい薬を渡された。治療した右奥の歯は使わないようにといわれ、持参したおやつの焼き芋はやわらかく歯に負担なしに食べることができたが、弁当はお預けに。随分以前に別の歯科で治療した左右の上の歯が痛み、会社に来る途上にあるデンタルオフィスへ治療に立ち寄ってきたが、ついに、本格治療に入った。治療中の痛みは、「いい気持ちに痛い」といった感じだった。が、手足やからだを動かすことが自由にできないというのは、以前も記したように拷問に近い。もっとも、きょうは2時間を越えるオペということで、やや自由度があり、からだをわずかづつ動かしはしたが、いかにも2時間超の時間は長かった。痛みが、「いい気持ちに痛い」といった感じは、「きょうは治療用ドリルを新しく細いものに変えたから」だとドクターはいう。半世紀ちょっと昔、中学時代の歯科で痛すぎて泣いた記憶があるが・・。

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◆さて、東京市場で日経平均の日中値幅も投資家には拷問に近い小動きが止まない。前週末にほぼ1カ月ぶりに100円を越える値幅となったが、この日は45円程度に逆戻り。もっとも、東電(9501)は売り気配から上場来安値を付けた昨年6月9日以来の安値153円に沈んだ後、買い戻しなどで大幅反転し一時50円高の223円ストップ高をつける大立ち回りを展開、オリンパス(7733)は買い気配で始まり293円高の1346円と昨年12月の戻り高値に接近する場面があるなど、個別で値動きの荒っぽい銘柄はある。ただ、東電は7日付け日経新聞朝刊が「東電への1兆円規模の資本注入について、政府が出資する原子力損害賠償支援機構は6日、議決権のある普通株式を中心に取得する方向で検討に入った」と報じたことが嫌気されて、売りが先行。その後、買い戻しなどが広がって急反転したとの指摘があった。オリンパスは上場維持期待が買いを誘ったもので、両社株とも「値動きの良さ」が最大の材料。また、震災復興関連の低位株人気も同様だ。

◆当欄で記した震災関連銘柄では、法面吹付け大手で地盤改良工事を手掛けるライト(1926)が昨年9月まで26週移動平均線沿いの、直近では6週線沿いの上昇基調にあり、業績増額修正期待が後押して5日連続で年初来高値を更新。06年5月以来の高値を付けてきた!■マクドナルド(2702)は日足に大きな「窓」が開いてしまったが、75日線や13週線が下支えし続けるかどうかをウォッチングしよう。●ベルク(9974)は39円高の1266円を付け昨年10月に付けた昨年来高値を更新した。小型株調査で定評はあるいちよし経済研究所が6日付けリポートで「12年2月期第3四半期累計連結決算は先行投資負担を吸収し、会社計画を超過ペース」だと指摘、目標株価を1500円から1800円に引上げ、最上位の投資判断「A」を継続したことが材料視された。いちよしでは、「徹底した店舗・作業の標準化と情報・物流システムの活用によるローコストオペレーションおよび価格競争力によって利益成長が継続するとの当研究所の見方に変化はない。」と指摘。そして、「来期において、震災特需による一過性の業績回復で終る企業と同社との業績格差が鮮明になると予想しており、同社の投資魅力が増している」と指摘した。●コスモス薬品(3349)は利益確定売り良しも、4000円台固めなるか注目しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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