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2004/06/29

◆朝寄り前の外資系証券の注文状況は買いが4000万株強入り、差し引き1760万株と先週末25日に次ぐ買い越しとなった。が、平均株価は、結局、4日ぶりの小反落となった(TOPIXは4日続伸)。半導体製造装置株など指数寄与度の大きな銘柄が下げ、全体でも値下がり銘柄数が多かった。29、30日に開かれる米FOMC後の決定に米国市場がどう反応するかを見たいうえ、きょう発表の鉱工業生産指数が市場予想を下回ったことから利益確定売りがやや優勢となった。ただ、日経ジャスダック指数が4日続伸し、マザーズ指数は公表後の高値を連続更新。2部株指数は13年ぶり高値水準を付けるなど、中・小型株を買う動きは活発だ。これは、1部市場でも好業績、出遅れ株を買う動きに変わりはないのと同じ。自動車関連株では東海理化(6995)が89年の上場来高値に迫り、リケン(6462)が年初来高値更新。関西ペイント(4613)はあすにも年初来高値更新の勢い。愛三工業(7283)も後を追って上場来高値に迫ろう。東海ゴム(5191)は52週線突破から一段上をうかがう格好となってきた。いずれも強気持続。

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◆不動産株が堅調だったが、回転が効いているのはマンション関連株や不動産流動化関連株。注目は予想PER10倍台のレオパレス21(8848)、12倍台のエスリード(8877)、13倍台のアーバンコーポ(8868)、17倍台ながらじり高が続く大東建託(1878)など高値圏にあるがここから一段高があっても不思議ない。■消費関連株では、思惑株と割り切って大型店出店が続く丸善(8253)を目先買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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