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2010/05/19

◆昨夜から来週土曜日午後まで妻はソウルに里帰り。といっても、義母は東京におり、妻は義兄宅や叔母宅を基地として遊ぶつもりだ。子供のいない我々夫婦には、結婚した年に生まれ現在シドニーに住む姪と現在法科大学の学生であるソウルの姪を子供のように可愛がってきた。シドニーの姪は今、弁護士事務所にいる。ソウルの姪に小学生時代から将来何になるの?と聞くと、いつも「検事」という答えが返ってきた。そして、奨学生となりそのための勉強を続けてきた。韓国では司法試験の受験資格に英語試験の合格が必要だという。しかし、先月は体調を崩して激やせ、7割の合格ラインに届かなかったという。もっとも、英語の試験は毎月あり、来春の司法試験受験までに合格すればOKというから夫婦でひと安心したが・・。170センチの身長なのに体重49キロの今は、Lサイズの服はMサイズでよくなった・・、という。妻は、その可愛い姪を励ましにいくと同時に、久しぶりのソウルの春を姪と遊ぶつもりらしい。ただ、姪にはサムスンに入った彼氏がいることが判明、ずいぶんとやきもちを焼いているようで、なにかと姪にグチっていると電話でいう・・。私は、一人でゆっくりと過ごしたいところだ。が、帰宅時間が遅すぎて、何をするにも睡眠時間を削るしかないのが気に入らない。

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◆さて、19日、日経平均は前日比55円安の1万186円と反落し、TOPIXは小幅に4日続落した。ユーロで嫌われものとなった「持てる国」ドイツがまたまたとった行動が18日からの世界金融・資本市場を揺さぶった。ドイツは19日午前零時から、欧州国債や金融株への一時空売りを禁止すると発表したのだ。ユーロの先行きに不安感が高まり、ユーロ売りが続いた。東京外為市場では、円は、対ユーロで111円台と(8年5カ月ぶりの高値だった)今月6日以来の高値を付ける場面もあった。ただ、前日にかけて株価が大幅に続落していたこともあり、素材・資源株や輸出関連株の一角に値上りする業種や小幅な下げにとどまる業種があるなど、業種別下落率は小幅にとどまり、日経平均の下げ幅は限定的となった。

◆今、積極的に動くのは避けたい。現在、日経平均の日足ベースのサポートラインは200日移動平均線であり、週足ベースでは52週線だ。直近で200日線を終値で割り込んだのは昨年11月に2日間、今年2月に1日。これに対し今回はきょうで3日目。きょう現在52週線を割っているが、週末に割り込んだのは昨年11月に1週間あったきりだ。今週末にどの水準にあるのかが注目される。この2つの移動平均線前後で下げ渋り、上げに転じることができるかがポイントだ。

◆介護関連株は、ジャパンケア(7566)は結局3円高の395円高値引けと突っ張った。セントケア(2374)も結局1000円高の7万2000円で終り、17日の年初来高値7万4700円を射程圏内に捉えた。そして、ニチイ学館(9792)は小反落したものの200日線、52週線へのプラスかい離を維持した。この逆風下で両線を下値支持ラインとした上昇基調を持ち続けることができれば、先行き相場は、政策に後押しされた業績好転を買う相場につながっていくとみてよいはすだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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