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2013/05/27

◆地図にまるで興味のない妻だが、ハワイ9島が入った大判の地図を買ってきた。当分、ルーペなどを持ち出し、地図で遊べそうだ。1島毎の大判の地形図が欲しかったのだが・・。観光案内所ではなく、地図専門店などに行けばあると言わなかったこちらの責任、とあきらめ。東京で探すことにした。今週後半には、妻の兄夫婦がやってくる。姪が昨年12月にかけ3週間弱やってきたのに続くもので、一昨年秋にソウルで二人に会って以来のこと。当欄も来週は前半の3日間休載させてもらい、久々に、信州に出かけることにした。

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◆さて、東京株式市場は、前週の1100円(3.2%)超の暴落の余震で470円の大幅反落となった。前週末の129円の反発はいつも見られる景色であり、きょうは、戻り幅の3倍弱の急反落となった。この日日銀が公表した4月26日の日銀金融政策決定会合議事要旨で、複数の委員が「物価安定目標の2%達成は困難」と指摘したことが判明したこともあって円が1ドル=100円台と続伸、債券市場はなお不安定であり、前週の1100円超下げた暴落の余韻は払拭できなかった。輸送用機器が5%超の大幅反落となり、機械、ゴム製品、ガラス土石、電気機器など輸出関連業種がそろって4%台後半の大幅反落とあって、市場は息をひそめた格好となった。もっとも、市場の面白いというか、怖いところは、何か、きっかけがあれば、突然、逆方向に傾いていくことだ。■金融緩和、不動産市況の羅針盤とみている日銀(8301)は3月高値9.4万円から下げ、75日移動平均線にタッチ寸前となり、ぎりぎり踏みとどまっている。75日線で下げ止まるか。それとも、もう一段下の中期相場を示唆する26週線(5万7975円)を試しにいくか、なお、ウォッチングを続けたい。●また、片倉工(3001)はこの日取引時間中に、かつて当欄で紹介した松本市の社有地6万2530平米の賃貸先がイオンモールに決定したと発表した。株価は、8日の年初来高値1880円をトップに調整色を強めてきたが、これもまた、ウォッチングを続けよう。●また、プリマハム(2281)は10日高値294円から4週間目となったが、上値が切り下がる展開から抜け出せないでいる。きょうは211円と4月2日の水準近く(08年11月の戻り高値は210円)に下がってしまった。きょう現在201円にある26週線で下げ止まるか?引き続き、ウォッチングしたい。●当欄注目の居酒屋チェーン展開の一六堂(3366)は4月高値913円から下げに転じ、前週まで3週連続で週足陰線となった。きょうも669円まで下げた。全般相場が厳しくなるなか、プリマハム同様に見放されているが、ともに、今春相場で急騰した銘柄。業績面での不安は乏しく、市場の「気」が戻ってくるまで、投資家が辛抱できるかどうか?が投資家に問われている・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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