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2010/07/20

◆妻の姪っ子は、6月に来日したものの、父親の突然の昇天により涙で帰国した。その彼女がリードし家族で、窃盗犯を警察に引き渡したという。彼女の婚約者が図書館にいた時、パソコンを置いて席を外したわずかな隙に若い女の子がパソコンを失敬し、すぐに、インターネットオークションに出した。これを聞いた姪っ子は自宅にいる甥にメール。甥っ子はネット上で彼のパソコンだと確認し、女性に買うとの電話。母親も少し離れたところで監視し、姪と甥っ子は現われた女性を問い詰め、常習犯だと確認した後、警察に突き出したという。警察は家族の連係プレイを感心した。が、姪は婚約者に「パソコンを置き放しにして、誰かに盗み心を起こさせたあなたが悪い」ときつく叱ったという。小学生の頃から、「将来何になりたいの」と姪に聞くと、「検事。悪い人をつかまえ法で裁くの」と答えていたが、今では、法科大学に通っているものの、皆んなから、検事になるんだよね、頑張ってといわれて、少々、肩の荷が重くなっている模様。婚約者もいるし・・。といっても、彼が今年入ったばかりのサムスン電子の競争は熾烈。気の優しい彼が勝ち抜いていくのは大変。姪が検事になることでまさかの時の安心感も生まれる?ただ、韓国では司法試験を受ける資格のひとつに英語の試験合格が必須。英語の試験は月1回実施されているそうで、100点満点の70点が当落線。姪は5月に体調崩し、6月は来日も父親の死で英語の試験はまだ受かっていない。英語試験の突破後に、大学を休み本格的に受験勉強して司法試験に向かうというスケジュールという。今回の件で、沈着さと頭が回ることは証明された?あとは、体力の無さを補う体つくりをし、可愛いまま成長してほしいものだ。

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◆さて、相場は、世界景気の後退懸念が足元の米企業業績好調の先にある失速懸念を映し米国をはじめ厳しい展開が続いている。悪材料出尽くし感が広がれば、新たな、展開入りも期待できようが、その「時」が見えてこない。引き続き、「買いは慎重」にならざるをえない。3連休明けの7月第3週初め、日経平均は3日続落し、TOPIX業種別株価指数は、きょうも全33業種中29業種が下げるなど軟調展開が続いた。鍵を握るのは、米国株式相場だが、前週末16日にはNYダウが260ドルを越す大幅安した。19日は、リバウンドしたものの、相場の流れが変わったわけではない。景気・企業業績への楽観論が収縮した。欧州株が、23日の欧州銀行のストレステスト結果開示後にどう動くかをみてみたい・・。

◆前号で紹介したが、中期移動平均線や長期線にサポートされ、着実に上昇トレンド刻んでいる銘柄を引き続きウォッチング銘柄としたい。ただ、トレンドラインが崩れてしまった場合は止めとする。雪国まいたけ(1378)、ナブテスコ(6268)、ファナック(6954)の26週線。スクリン(7735)、介護付き有料老人ホームのメッセージ(2400)は52週線、マクドナルド(2702)は26週線、52週線。クラウド関連株・さくらネット(3778)は13週線、CTC(4739)は26週線、52週線前後での動き・・。そして、筆者こだわりの日本調剤(3341)が26週線を割り込んできた。長期かつ大幅高しただけに手は出しにくい。持株はいったん売却すべきであろう。ただ、大きくチャートが崩れない限りウォッチングは継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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